菊池風磨“饗庭”、市役所の闇「徴税禁止リスト」の証拠をつかむチャンス到来<ゼイチョー>
第9話あらすじ
第9話は――
納税を不正に逃れさせる企業や関係者を記載した『徴税禁止リスト』の証拠をつかみたい饗庭、華子たち第三係は、徴収を見逃されている滞納者の“銀行口座の情報”を手に入れるしかないと考える。
一方その頃、副市長・相楽 (本郷奏多)は、第一係の日比野 (石田ひかり)に頼んで、税金を滞納している相楽グループの企業や関係者を立て続けに捜索させていた。『徴税禁止リスト』の存在を否定するために、あえて“トカゲの尻尾切り”をしているのでは…と饗庭は推測する。
しかし、その尻尾切りのあおりを食って、みゆきの商店街は存続の危機に立たされてしまう。商店街でそば屋を営む自治会長の守谷哲明 (野添義弘)は、取引先である『相楽』関連の業者の相次ぐ倒産や値上げによって資金繰りが悪化し、税金を滞納。守谷に限らず商店街の多くは『相楽』と取引があるため、『相楽』がなくなれば商店街も共倒れになってしまうのだ。「みゆきの市に『相楽』あり」と豪語する守谷は、商店街に活気を取り戻すためには『相楽』の力が必要不可欠と言い、守谷の娘・香澄 (金澤美穂)も、町おこしNPOの代表として一緒に商店街を盛り上げていこうとしているようで…。
そんな中、饗庭たちに『徴税禁止リスト』の証拠をつかむ千載一遇のチャンスが訪れる。相楽グループの子会社『サガラトノサキ製作所』がリストから外されたことで、法人住民税や固定資産税など合わせて約2億円もの滞納が発生したのだ。なぜ『徴税禁止リスト』から外されたのかは不明だが、調査に乗じて口座情報を調べられると踏んだ饗庭たちは、急いで『サガラトノサキ製作所』へ向かう。しかし、その裏で密かに、相楽グループ会長で相楽の父・耕史郎(板尾創路)という大きな存在が立ちはだかろうとしていた。
――という物語が描かれる。
第三係が反撃開始
公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、饗庭が「『徴税禁止リスト』を暴く証拠にできる。反撃開始と行きましょうやー!」と第三係の面々の前で意気込む場面からスタート。商店街の餅つき大会に参加する饗庭たちは、餅つきを手伝いながらも相楽グループの動向も探っている様子。また、場面は変わり、華子が「特定の企業や人物を特別扱いするなんて絶対に許しません!」とまっすぐに主張するシーンもあり、市役所の闇に迫っていくさまが描かれる。