趣里がヒロインを務める連続テレビ小説「ブギウギ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月4日放送の第65回に歌手・李香蘭(昆夏美)が登場した。ミュージカル界の歌姫として活躍する昆がのびやかな歌声で名曲「夜来香」を披露し、視聴者を魅了した。(以下、ネタバレがあります)
善一が上海で出会った歌姫・李香蘭
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などの名曲で知られる昭和の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品。戦後の人々に生きる活力を与えた歌手・福来スズ子の波瀾万丈の人生の物語だ。
第14週「戦争とうた」では、終戦が近づく昭和20年夏、福来スズ子(趣里)や茨田りつ子(菊地凛子)たちがそれぞれの場所で人々に歌を届ける姿が描かれている。そして上海には、音楽会の準備をする作曲家・羽鳥善一(草なぎ剛)の姿があった。
上海で知り合った作曲家・黎錦光(れい・きんこう=浩歌)による大ヒット曲「夜来香」をブギのリズムにアレンジし、音楽会の目玉にしようと考えた善一。音楽会は狙い通りの大成功で、参加した人々は、音楽によって“すべてが自由でひとつ”になるひとときを過ごした。
明るく伸びやかな歌声に視聴者も喝采
音楽会のあと、間もなく日本に戻る善一が「みんなとももうお別れだ。李さん、最後にもう一度『夜来香』を歌ってもらえませんか」と提案し、李香蘭が歌唱を披露。明るく伸びやかな歌声に、視聴者からも「気持ちのいい歌声!」「朝から元気をもらえた」「昆ちゃん、李香蘭役ぴったりだった!」といった声が上がった。
NHK出版
発売日: 2023/09/25