「何を思ったのか僕、すみませんって謝ってしまって」
同作のキーアイテムである“過去が見られるVRマシーン”にちなみ、「知られたくない過去、黒歴史」について質問された末澤は、「若い頃に大阪で舞台をしていた時がありまして。僕、看守の役をしてまして、囚人たちに対してすごくいい言葉をかける、ちょっとみんながぐっとくるようなシーンがあったんですよ」と語り出す。
続けて、「喋り出して半分ぐらいで頭が真っ白になってせりふが飛んだんですよ。頑張って続けるべきじゃないですか、普通は。そうすべきやと思うんですけど、何を思ったのか僕、すみませんって謝ってしまって、舞台上で」と告白。
かなり焦ってしまったようで、その場で頭からもう一度せりふを言い直したという末澤に関水は爆笑。そして、「会場がくすくすとなっていて、キャストもみんな笑いをこらえているみたいになって、最悪やと思って…。どうにか言い切って袖にはけて、猛反省しましたね。これ、今後一切話さないと思います(笑)」と苦い表情を見せた。
一方の関水は、「高校生の時に校則が厳しかったんですけど、とにかく制服とか見た目に関して校則を破りたい時期がありまして」と切り出す。そして、「髪の毛がもっと長くて毛先をずっとピンクにしていて、お団子にして隠してました。先生、ごめんなさい」と打ち明けた。
それを聞いた末澤は、「そっか、お団子にしたら収納できるんやね。うちのグループのリチャード(草間リチャード敬太)って子がお団子をよくするから言っとく」と反応し、会場の笑いを誘った。
フリップコーナーでは独特なイラストを披露
第1話では、一郎が児童から「幸福の味ってどんな味?」と質問される場面が登場。その場面にちなみ、2人にとっての「幸福の味」をフリップで回答するコーナーでは、末澤は「コーヒーの味」と記入した。
その理由については、「コーヒーの味は、苦みもあって種類もあって、深さも違くて…という部分が、なんかこう、幸福っていうのは、そういう苦みとかもあるからこそなんじゃないかなっていう風に僕は思いました」と説明。
「チョコレートの味」と回答した関水は、「高校生の時に、毎日学校の帰りにコンビニに寄って、板チョコを1枚食べていた」と明かし、「その癖がまだ残っていて、撮影現場にいつも10個ぐらい入ってるやつを持っていってるんですけど、毎回食べ切っちゃうんですよね。やっぱり疲れてる時にいいんですよ。集中力も上がるし、切り替わるんですよね」とコメント。
続けて、2024年の干支である辰のイラストと共に新年の抱負を発表した2人。互いの絵を見て、「全然俺の方が上手くない?」「気持ち悪くない?」と言い合いながら、独特な辰の絵と共に「明るい未来にします!」と抱負を書いた末澤は、「やっぱりね、明るい未来が1番なので。明るい未来にできるように頑張りたいなと思ってます」と意気込む。
尻尾に星をつけたかわいらしい辰を描き、「ご飯をたくさん作る」と添えた関水は、「今年はドラマの撮影中とかでもなるべく自分で作りたいなって。今のところ継続して実践もしてます」と宣言した。
最後に、末澤が「この『彼女と彼氏の明るい未来』は、ラブコメではあるんですけど、誰もが感じたことのあるような嫉妬とか不安とか、そういう部分がすごくリアルに描かれていたりしますし、画のタッチも映画っぽいというか、すごくきれいな映像で撮ってくださっています。雪歌と一郎が、どのように進んでいって最終話を迎えるのかを、ぜひ楽しんでいただけたらなと思っております」とアピール。
そして、関水が「今、大切な人がいる方は、その大切な人をより愛おしく思えるドラマだと思います。それが恋人だったとしても、家族だったとしても、友達だったとしても、誰でも、すごく人を大切にしたくなるようなすてきなドラマです。最終話まで楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛け、イベントは終了した。