倫子を救った家治の優しさ
嫌がらせの中でも、ひどかったのは倫子の布団にヘビが仕込まれていたことだった。何を言われても、されてもグッと堪えていた倫子だったが、ヘビには驚き、悲鳴を上げる。自分ではどうすることもできない嫌がらせの数々に、落ち込む倫子の元に家治がやって来る。
家治は明日の夜待っているようにと倫子に告げる。倫子やお品が不思議そうにしていると、家治は御渡りで自身の部屋を訪れれば、ヘビは出ないと不器用ながらに伝えるのだ。
その優しさに胸キュンした人もいたが、家治が倫子を外へ連れだし、家治なりに励ますシーンはより大きな話題を呼んだ。家治は誰にも言えない自身の夢をキラキラとした表情で語る。そんな家治を見て、倫子もまたキラキラと見つめ、家治と似たような夢をいただいていることを明かすのだ。家治も倫子も互いにしか見せない表情だった。
地獄の中で段々と距離を縮めていく家治と倫子。まだ恋とも呼べない関係ではありつつも無意識に引かれ合う姿に、X(旧Twitter)では、「幸せな空間」「早く愛し合ってくれ」「この夫婦尊い」という声が上がった。
また、第3話のラストに、お知保が側室に選ばれたことで、「どうなんの?」「不穏な空気がすぎる」「側室必要ないって言ったじゃん!」「第4話…早くしてください」と2月8日(木)放送の第4話を待ちきれない視聴者が続出した。
◆文=ザテレビジョンドラマ部