伊藤淳史が主演を務め、篠田麻里子の突き抜けた演技が話題のドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第4話が、2月10日に放送された。いつも以上に篠田の肌をさらした体当たり演技が目立ち、SNSでも「マサトの名言でアホほど笑った」「声が迫真過ぎて、渉も流されてるの草」「篠田麻里子が適役過ぎるんだよなあ」といったコメントが集まっている。(以下、作品のネタバレを含みます)
「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」とは
同作は、大竹玲二による人気漫画「離婚しない男」(講談社ヤングマガジンKC)を原作に、3月31日(日)をもって放送作家業・脚本業からの引退を発表している鈴木おさむが脚本を担当。妻の不倫に気付かぬ振りをしながら不倫の証拠を日々収集し、父親が親権を獲得するという困難な壁に立ち向かう男の姿を描くリコン・ブラックコメディーだ。
伊藤が演じるのは、妻の不倫を目撃し離婚を決意する大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉。そして、渉の妻・綾香(篠田)と不倫を繰り返す芸能事務所のチーフマネジャー・司馬マサトを小池徹平が、渉とバディを組んで綾香の不倫の証拠集めにまい進する探偵・三砂裕を佐藤大樹が、親権事案において日本有数の解決実績を誇る敏腕弁護士・財田トキ子を水野美紀が演じる。
ソファの下で聞く妻の裏切り
前回、綾香の浮気シーンを映像に納めようとソファの下に潜った渉。隠しカメラが先端にセットされた自撮り棒を手に、“自宅不倫”に踏み切った司馬と綾香の不貞をカメラでのぞき見る。
興奮してきた様子の司馬と綾香の声を聴き、協力者である三砂から「渉、まず全体の状況掴みたいから、カメラを横からゆっくり出して」と指示が飛ぶ。妻の不貞現場にいるという状況で頭がおかしくなりそうな渉だが、映像を別室でモニタリングしている三砂からの指示に、苦しい顔でなんとか従っていた。
すると、カメラを差し出している状況で玄関から物音が。慌ててカメラを引っ込める渉。綾香も若干冷静さを取り戻したのか、「マズいよ、やっぱり」と行為を止めようとする。
しかし、エキサイティングしてきた司馬は止まらない。綾香の両腕を頭より高い位置で掴みながら、「ドントタッチ…ノーorイエス？」といつもの謎二択。そして、手がふさがれている綾香のボディーラインをなぞるように、触れるか触れないかの距離に指をくねらせる。胸元にレースがあしらわれたワインレッドのトップスがアップになるなど、刺激的な映像が続く。
体には触れないものの、綾香のチョーカーについた鈴を挑発的に鳴らす司馬。なんとか「ノー…」と拒否の言葉を絞り出す綾香だったが、司馬に「そう言ってるけど、君の口の前に…体が答えてくれてる」と詰められると「体のバカ…！」と本心は“イエス”であることを漏らした。
司馬の「バカじゃない…すてきさ」という決めぜりふを聞くと、綾香の目は一層恍惚の色が濃くなる。激しくキスを交わしながらトップスを脱がされる綾香は、もう完全にスイッチが入っている様子。「本格的に始まった…！」と三砂が喜ぶ中、ソファ下に綾香の着衣がどんどん落ちてくるのが見える渉は気が気でいられない…。
ソファの上では、司馬がまた謎の遊びを始めていた。自身も服を脱いで綾香にかぶさるような体勢の司馬が、綾香に「どこにキスしてほしい？上か…下か」と質問。綾香は「下」というのだが、血走った目の司馬は「上！」と綾香の要望を無視して彼女の額に口づける。
その後も司馬の迷言は続く。「綾香、大事な質問だ。僕の愛すべき僕が…君の愛すべき君の家にお邪魔したいと言っている…！良いのかい？」と、なんともおバカな質問だが、綾香はここで「ノー」を選択。だが司馬は「ワンモア…良いのかい？」と逃がすつもりはないようで「良いんだね…！」と強引に笑うと、続けて綾香の切なそうな声が大きく響いた。
