道枝駿佑“ゼロ”率いるマルス vs 上田竜也演じる悪徳ホスト…そして“裏切り者”の正体が明らかに<マルス-ゼロの革命->
「マルス-ゼロの革命-」第5話あらすじ
クロッキー社の個人情報流出を告発する動画を公開した美島零=ゼロ(道枝)ら動画集団「マルス」。
しかし、一枚上手をいく國見(江口)の策により、「マルス」は”フェイク動画”を流したとして、クロッキー社から名誉毀損で訴えられることに。これまでの大人の闇を次々と暴く活躍で、若者たちから熱烈な支持を得ていた「マルス」だったが、國見によりその信頼は完全に失墜してしまうのだった。
「マルス」へのアンチコメントも加速する中、ネット上のデマを暴くことで人気を集める動画配信者ミスターKが「マルス」をターゲットにしていることがわかる。ミスターKは、「マルスを社会から排除せよ!」と視聴者を扇動。それを受けてミスターKの信者たちは、アンチコメントを量産していたのだ。
この事態を受け、「借りは必ず返す。でもまだその時じゃない」と部室を後にするゼロ。他のメンバーもしばらく活動を控えようとする中、二瓶久高(井上祐貴)と桐山球児(泉澤)だけは納得がいかない。
マルスが悪徳ホスト雅(上田竜也)と対決
そこへ桜明学園3年の真中凛(秋田汐梨)から「推しに殺される、助けて」と依頼が寄せられる。凛は、貢いでいたホストの円城雅(上田竜也)が怜王(中尾暢樹)にNo.1の座を奪われそうになり売り掛け(ツケ)を連発。その支払いができなくなったことで、パパ活を強いられ、それを断ったために暴行を受けたというのだ。事情を聞いた久高と球児は、「マルス」として2人だけで、闇と悪にまみれた夜の世界の闇を暴こうと、雅のもとへ。
その頃、自宅を訪ねた逢沢渾一(板垣)に「オレ達の近くにクロッキーのスパイがいる」と告げるゼロ。一方、独断でホストの雅を追及する動画を配信した久高と球児の行き過ぎた行動は再びミスターKの標的となり、それを見たゼロは、この一連の出来事もそのスパイ=裏切り者が仕組んだことなのではないかと考える。やがて明らかになる“裏切り者”の正体――。そして「マルス」を悲劇が襲う。
――という物語が描かれる。
公式ホームページで見ることができる予告動画には、違法薬物を製造していたスクールカウンセラー、疑惑の新記録の裏にいたスポーツ界のドン、90億円の不動産詐欺を行った地面師など、これまでマルスが対峙し、暴いてきた“大人社会の闇”が次々と映し出される。
しかし、次の瞬間、画面が暗転。「すべての事件の黒幕は」という文字の後、「データをすべて差し出せば君たちの命は保証する」という國見、そして、怒りに打ち震えながるゼロの姿も現れる。
さらに、國見は「動画配信集団マルスを名誉棄損で訴えます」と宣言。「宿命の対決」の文字が躍る。
また、マルスのメンバーが次々と現れ、そこに「この中に裏切者が…」というゼロの声が重なる。
動画終盤では「マルスに悲劇が」「第一部完結」というテロップ、そして、必死の形相のゼロが「死ぬな!」と叫ぶところで締めくくられている。