EBiDANで「日本レコード大賞」企画賞を受賞
――昨年のEBiDANの皆さんといえば、一世風靡セピアの「前略、道の上より」をカバーし、「第65回 輝く!日本レコード大賞」では見事企画賞を受賞されました。お二人にとって2023年はどのような年でしたか?
吉田:企画賞に関しては、もともと一世風靡セピアのそうそうたるメンバーで歌っていた曲なので、「僕たちがやるんだ!」という驚きがありました。MVでは、恵比寿駅のロータリーという、いつも通っているような場所でびっくりされないかなと思いながら踊っていました(笑)。自分たちでも「新しい試みだな」と思っていたので、企画賞を頂けて本当にありがたいですし、EBiDANとして形に残せたことが、すごく良いことだったなと思います。
M!LKとしては2023年に9周年を迎えて、10周年に向けて「BIG LOVE YEAR」というプロジェクトを進めています。僕たちはまだまだ未完成ですが、グループとしての土台というか、核のようなものが固まった年だったのかなと思います。佐野(勇斗)くんが個人仕事を軌道に乗せていますが、メンバーそれぞれが個人としてもM!LKを背負いながら活動していくことも増えていくんだろうな、と可能性を感じています。
武藤:僕にとっては、すごくあっという間でした。ドラマやミュージカルの出演もありましたし、グループでの活動もありました。ずっと、歌って踊って、お芝居をしていた気がします。表現の幅をより広げられた1年にもなったんじゃないかなと思います。「ソイヤ!(前略、道の上より)」で渋谷の駅のビジョンにのせていただいていましたが、その後グループでもシングルを出してまたビジョンにのっていたので、ありがたいことにずっと渋谷のビジョンにのっていた年でした(笑)。
原因は自分にある。、メンバー全員での活動が再開
――原因は自分にある。は、メンバーの杢代和人さんが2022年9月より放送の「仮面ライダーギーツ(テレビ朝日系)」に出演されていた関係で、撮影期間中のグループ活動を制限されていましたよね。2023年8月に制限が解除され、メンバー全員そろっての活動が再開されました。
武藤:そうですね。また7人で活動することができるようになってうれしいです。この機会で、グループの団結力もより固まったという気がします。6人での活動期間に新曲を出したりもしていたんですが、そのレッスンも「和人が1人で頑張るのは違うだろう」ということで、みんなで練習していたことにも、団結力を感じました。
吉田:優しい。僕なら「覚えてから来いよ」って言いますね(笑)。
――最後に2024年の抱負を聞かせてください。
吉田:2024年を舞台から始まられたのはすごくありがたいと思っています。グループとしては、シングルをリリースして、ファンミーティングをして、ライブをしてと、たくさん予定が詰まっています。10周年に向けての1年になるので、とにかく健康でいることを頑張りたいです。僕はすぐ体を壊してしまうんですよね。2023年の1月にも出身地である鹿児島のライブにインフルエンザで出られなかったので、健康だけはちゃんと重点的にカバーしていきたいなと思います。
武藤:僕もこの舞台で2024年の良いスタートを切るために、まずは稽古にしっかり取り組んでいきたいと思います。
◆取材・文=山田健史
ビクターエンタテインメント
発売日: 2024/02/07
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