これまでの「SHOGUN 将軍」(1話〜2話)
1600年の日本。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていた。関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は太閤の寵愛を受け、太閤の子が成人するまで命をかけて守ることを誓っていたが、大坂城の城主でもある五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥り、自由に身動きがとれないばかりか、いつ首をはねられてもおかしくない状態にあった。
そんな折、虎永の領地に外国船が漂着し、乗っていた英国人船員ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)は、英語を話せる戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て虎永と対面する。“按針”と呼ばれることになったブラックソーンは虎永に、カトリックの国々がアジアを植民地にしようと暗躍していることを伝え、虎永はポルトガル船の出港を禁じる。その夜、虎永たちの寝床が暗殺者によって襲撃される。狙いは虎永かと思われたが、その日は虎永のはからいで按針と部屋を交換していた。結果として未遂に終わった暗殺者のターゲットは按針だったのである。
第3話「明日は明日」あらすじ
大坂城で囚われの身になっている虎永は、家臣の樫木藪重(浅野忠信)に按針と虎永の正室・桐の方(洞口依子)を領地・網代に連れていくように命じる。その一方で、虎永もまた大老たちの監視の目をかいくぐり、大坂城から脱出する策を講じていた。
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発売日: 2022/11/02