三瓶はミヤビを事故の場所に呼び出す
あくまで医者としてサポートするという三瓶のその言葉になぜか胸がザワつくミヤビ。ミヤビは日記で読んでも自分の感情の正体が分からない。
亮介はミヤビが忘れても自分は忘れないと声をかけて退院していく。うれしそうにほほ笑むミヤビを三瓶は静かに見守る。その夜、ミヤビがいつものようにひとりで晩酌をしていると、三瓶から電話が入って呼び出される。
ミヤビがタクシーで向かうと、三瓶は急に呼び出したことを詫びて「ここは1年半前、川内先生が事故を起こした場所です。自分の車を運転していてこの街灯に突っ込んだ」と説明する。そしてミヤビに向き直り「ここですべてが変わってしまった」と言う三瓶。「なんでそんな話するんですか？」とミヤビが尋ねると、「川内先生、僕に一度、川内先生の脳を調べさせてもらえませんか？ これから言うことは日記には書かないでください。事故の少し前、僕と川内先生は出会っていました」と話す。ミヤビが「え？」と驚くと、三瓶は静かに「僕と川内先生は婚約していました」と告げるのだった。
三瓶には何かあると思わせられていたが、まさかのセリフに驚愕させられた。X(旧Twitter)でも「最後の最後に衝撃の事実すぎた」「“日記に書かないでください”とかもう、心臓ダイレクトにぎゅうっとしてくるせりふ」「どうしよう婚約者だったのわかっちゃったら、今後三瓶先生がかわいく見えちゃう」と反響を呼び、トレンド入りを果たした。
◆構成・文＝入江奈々
下に続きます
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