宮世琉弥が、生見愛瑠主演の火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)に出演中。宮世は、まこと(生見)の自称“運命の相手”・板垣律を演じており、記憶を失ったまことに猛アタックしているものの、いまだその素性は明かされていない。このたび、WEBザテレビジョンでは、そんな謎多き年下男子を演じる宮世にインタビューを実施。自身が演じるキャラクターの魅力や共演者とのエピソードについて語ってくれた他、胸キュンシーンを演じるにあたって意識していることなどについて聞いた。
記憶喪失になったヒロインが “恋の相手”と“本当の自分”を探す
同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロイン・まこと(生見)が、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして、本当の自分らしさを探していく物語だ。
また、恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして宮世の他に、瀬戸康史と神尾楓珠が出演。年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。
“くる恋”は「話数を重ねるごとにバックボーンが見えてくる」
――“ラブコメミステリー”と銘打つ本作の魅力や、台本を読んだ時の感想を教えてください。
恋の四角関係が展開されたりと“ラブ”の部分もあるのですが、一方でミステリーの要素もしっかりあって、すごく面白いなと思いました。3人(公太郎、朝日、律)それぞれが抱える思いがあるのですが、それは第1、2、3話だけでは全然分からないところが魅力的ですし、話数を重ねるごとにバックボーンも見えてくるので、より面白くなっていくんじゃないかなと思います。
僕自身も考察もののドラマをよく見ているのですが、「くる恋」は各話ごとに波のある作品。それに加えて胸キュン要素もあるので、台本を読んでいる時は“新感覚だな”と思いました。
――約1年半前にも「君の花になる」(2022年、TBS系)で“火曜10時枠”の作品に出演されていますが、今作は同じ枠でもかなりジャンルの異なる作品です。
TBSさんの“火曜10時枠”はいろいろ挑戦されているイメージが強いです。「君の花になる」は音楽活動と連動していましたし、前作の「Eye Love You」(2024年)も新しいことにチャレンジされていて。今回はミステリー要素もあるということで、世界に向けてドラマを作っているんだなと肌で感じています。