律のちょっぴり傲慢なせりふは「演じていて新鮮」
――宮世さん演じる律とご自身の共通点や共感する部分はありますか?
好きな物や事には猛アタックするというのは、僕と似ているかなと思います。でも律くんは少しだけ傲慢(ごうまん)な部分があるので、第3話(4月23日放送)でも「大丈夫。俺めちゃくちゃ家柄よくて身元もはっきりしてるから。ちょっと情熱とお金とリサーチ力があるだけ」というせりふがあるのですが、そういうことをサラッと言うタイプなんです。
他にも“自分で言っちゃうんだ”と思うせりふがたくさんあるので、そういうのは正直言いづらい部分もあります (笑)。ですが、普段の自分じゃ言わないことなので、演じていて新鮮です。
――宮世さん演じる律はまことに積極的にアピールをしていく役どころですが、どんな役作りをされましたか?
律くんのコンセプトは“とにかくかわいく”ということだったので、かわいらしい動きを意識しました。それに加えて、社長としての姿と、まことに見せる姿の演じ分けを大事にしていて。まことに今までの経験について話す時には社長っぽく見えるようにしました。
――他の作品も含めて、役作りの際に共通して行っていることはありますか?
現場で監督と話した上で組み立てていくことが多いです。家で完璧に固めるよりも、現場でいろんな引き出しを見つけながら、役を作っていくようにしています。
――胸キュンシーンを演じる上で意識していることを教えてください。
3人の男性はキャラクターも全く違うので、律くんは律らしく演じたいなと思っています。律くんは猛アタックする性格なので、どちらかというと自分の気持ちを優先して、いい意味でまことさんの気持ちを無視しているところがあるので…そういう“グイグイ感”にキュンとする女性もいるんじゃないかなと思います。