柾木玲弥、国境を越えた恋愛ドラマで連ドラ初主演!「責任を持って頑張ります」
幅広い役柄を演じ分け、若手屈指の“カメレオン俳優”として注目を集める俳優・柾木玲弥が、日本のRKB毎日放送と民間全民電視公司(台湾)の合作ドラマ「忘れてしまう前に想い出してほしい」(RKB)で、連続ドラマ初主演を果たすことが分かった。同作は全3話をことし12月に日本で、来年1月に台湾でそれぞれ放送される。
福岡市天神と台湾を舞台に、芥川賞作家・辻仁成がオリジナル脚本を書き下ろした本作。イタリア・フィレンツェで10年後の再会を約束した「冷静と情熱のあいだ」(2001年)、タイ・バンコクで激しく愛し合い、25年の時を超えた永遠の愛を描いた「サヨナライツカ」(2010年)に続く、国境を越えた切ない恋愛ストーリーとなっている。
柾木演じる主人公の今泉今日は、ゲーム制作会社で働きながらYouTuberとしても頑張るちょっとさえない男。駄目男ではあるが、ヒューマンビートボックスを得意するという意外な一面を持つ。
かくいう柾木は、以前弊社のインタビューでも語っていた通り、実際にヒューマンビートボックスを得意としており、彼のヒューマンビートボックスの腕前にも注目が集まる。
台湾からの留学生・フェイファンを演じるのは、今作が初の日本ドラマ出演となる台湾人女優・Teresa。まだデビューしたてのフレッシュさが魅力だ。
そして、今日の元カノで、今日にとっての良き相談相手でもあるミカを演じるのは、“朝ドラ”「まれ」(2015年、NHK総合ほか)での好演も記憶に新しい実力派女優・柊子。
そんなミカの現在の恋人で、ヒューマンビートボックスの名手・ケビンを演じるのは、超人気YouTuberのDaichi。Daichiのヒューマンビートボクサーとしての実力は折り紙つきで、彼の初めての演技にも期待が高まる。
ほか、要潤、長井秀和、橋本小雪、KABA.ちゃん、モロ師岡といった個性豊かな俳優陣が脇を固める。
なお、本作の主題歌も辻が担当しており、「君に似た誰か(SOMEONE LIKE YOU version 2017)」をドラマに提供している。来年1月の台湾・民視FTVでの地上波放送に加え、来年以降の世界的な配信を見据えて動いているドラマプロジェクトとなっており、福岡発・ドラマを活用した新たな地方創生企画として大きな注目を集めそうだ。
連ドラ初主演を果たす柾木は「ロケでお世話になる福岡、台湾も初めての地です。ラブストーリーのドラマも初めてです。ヒューマンビートボックスを本格的に披露するのも初めてで、いろいろ初めて尽くしな作品です。主演として責任を持って一生懸命頑張ります。ぜひ、ご覧下さい。よろしくお願い致します!」とアピールした。
2017年12月にRKB、2018年1月に民視FTV(台湾)にて放送
(全三話)