“個性派ヘア”は伊勢谷友介のアイデア!?「サバイバル・ウェディング」鈴間広枝Pが解説
編集者・さやか(波瑠)が、編集長・宇佐美(伊勢谷友介)のスパルタ指導のもと、結婚に仕事に幸せを目指して奮闘するさまを描く、ドラマ「サバイバル・ウェディング」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)。
SNSでは「いいねぇ、この経済学的な恋愛心理学」「ドラマ自体勉強になるなあ」などと話題を呼んでいるが、今回はそんなドラマについて魅力を掘り下げるべく、日本テレビの鈴間広枝プロデューサーにさやかが勤める「riz」編集部の裏設定やキャラクターについて聞いた。
「riz」編集部のモデルは“あの映画”だった?
――「riz」編集部のおしゃれなイメージは、何かをモデルにされたのでしょうか?
アン・ハサウェイ主演の「マイ・インターン」(2015年)という映画があるんです。
そこに大きな窓があり、白いレンガ調の、アメリカの倉庫街をリノベーションしたオフィスが登場するのですが、「そのイメージです」と美術さん、デザイナーさんに話したら、ちょうど同じ資料写真を持参していて、話が弾み、満場一致でした。
宇佐美のモデルは伊勢谷の後輩!?
――おしゃれなキャラクターと言えば、伊勢谷さん演じる宇佐美さんもしゃれた髪形や服装をされていますが、どなたか参考にした方はいますか?
あれは、伊勢谷さん発信なんです。ビジュアルの話し合いで、編集長は型にとらわれない人が多いという話をしていたところ、伊勢谷さんと同じ事務所の岩崎拓馬さんの話題が上がりました。
前髪パッツンに眼鏡を掛けている広告をされていて、初めは格好いい伊勢谷友介がいいなと思ってたんですけれど、割とセリフも尖っているので、奇天烈な人の方がセクハラとかパワハラという発言もマイルドにできるかなと思い、宇佐美も格好いいと奇天烈の、すごく良い狭間を狙いました。
多分、格好いい伊勢谷さんに言われたらへこむところを、ちょっと変な人だと「コイツには負けないぞ」というみたいな気持ちにさやかもなれるかなと思いました。結果、良かったなと思っています(笑)。