山田孝之&菅田将暉「dele」圭司の“意外な”設定も!変化を内包するユニークな世界観のウラガワ
山田孝之と菅田将暉のバディが話題のドラマ「dele」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか※一部地域を除く、テレビ朝日系)。作品づくりのウラガワを山田兼司プロデューサーらが語る集中連載の第4回は、ドラマの根幹である“世界観”構築のウラガワに注目する。
8月17日に放送された第4話では、第3話で監督を務めている瀧本智行氏が脚本を担当。依頼人・日暮裕司役でRADWIMPSの野田洋次郎がゲスト出演したことも話題を呼んだ。
日暮は、かつて天才超能力少年としてもてはやされたサイコメトラー。彼は「dele.LIFE」に「あれまで消えてしまうことが正しいことなのか」「その後の彼女の幸せな暮らしぶりを見ても、あの判断は間違っていなかったはずだ…」などと書かれた遺書のようなメールを送る。その死後、「dele.LIFE」に託されたデータは、日暮がその能力を使って透視したものを描いた絵だった。日暮のファンだった圭司はすぐさまデータを開き、絵が示す“真実”を追いかけ始めた――。
“超能力”という一風変わったモチーフは、監督・脚本の瀧本氏のアイデアだという。かくして第4話は、超能力というデジタルとはかけ離れた事象をモチーフに、圭司が率先して依頼人の想いをたどるという異色回となった。