高橋克典が熱血中年ラガーマンを熱演!「来年のラグビーワールドカップに向けて、このドラマが前哨戦にもなれば」
9月1日(土)から放送開始するドラマ「不惑のスクラム」(毎週土曜夜8:15-8:45、NHK総合)の完成試写会が行われ、主演の高橋克典と戸田菜穂が登壇した。
本作は、2016年にKADOKAWAから刊行され、“号泣小説No.1”と称された安藤祐介原作の小説「不惑のスクラム」を実写ドラマ化。刑務所から出所した男が、偶然出会った仲間との格闘の末に、別れた家族と再会するまでを描く。
死に場所を探して河川敷を歩いていた丸川良平(高橋)は、ある初老の男と出会う。その男に無理やり連れていかれた先で、40歳以上の選手によるラグビーチームを知った丸川は、年代もバラバラな暑苦しい男たちのおせっかいもあり、ラグビーを通じて、仲間たちと心を通わせていく。
そんな中年ラガーマンたちの熱い青春ドラマの主演を務める高橋は「取材会の直前まで第7話(最終話)の大きなシーンを戸田菜穂さんと演じさせていただきました」と明かし、「夫婦として深いところや心を裸にできるようなシーンというのは、なかなか今まで演じることがなかったのですごく楽しかったし、その相手役が戸田さんでうれしかったなと思います。すごく感謝しています」としみじみ語った。
そして、「40歳以降の『不惑』といわれる年齢にありながら、“死に向かっていく恐怖”を始めいろんな惑いがある中突き進んでいくという、カッコ悪いオヤジたちの、カッコ悪い青春ドラマです」と語り、「来年(2019年)のラグビーワールドカップに向けて、このドラマが前哨戦にもなればいいなと思いますし、いろんな意味を持って、同世代の方々に力が届くといいなと思います」と意気込む。
一方、高橋演じる丸山の元妻・坂巻由理役の戸田は「第1話を見て、本当にスクラムを組んで、ラグビーだけじゃなくてその人生にも関わって、支え合って、晩年に向けて一生ラグビーをやるって、そういう人たちってすごくすてきだなと思ったし、うらやましかったです。
私も高校時代サッカー部のマネージャーで、今回はラグビー部の元マネージャーの役なんですけど、ちょっと私の青春時代も思い出したりしています」と青春時代を懐古した。
9月1日(土)スタート
毎週土曜 夜8:15-8:54
NHK総合で放送
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