内山理名“七化けのお千代”役で、すっごい変身を! 「雲霧仁左衛門4」は見どころが多すぎる?
9月7日(金)からNHK BSプレミアムで放送されるBS時代劇「雲霧仁左衛門4」(毎週金曜夜8:00-8:45)。本作は池波正太郎の小説を原案にした人気シリーズで、雲霧仁左衛門(中井貴一)率いる盗賊「雲霧一党」と、彼らを捕縛しようと奮闘する火付盗賊改方長官・安部式部(國村隼)との攻防を描く。
内山理名は、武家の侍女から大店の内儀まで、変幻自在に化けることができる“七化けのお千代”役で出演。シリーズ4を迎えた作品に対する思いや、仁左衛門とお千代の関係、日本じゃない密林で撮影した(?)印象深いシーンについて語ってもらった。
――2013年に第1作が放送されて足掛け5年。シリーズ4作目を迎えた感想は?
池波正太郎さんの原作はシリーズ2作目で全部終わったので、これでお千代さんともお別れなのかなって思いつつ、共演者の皆さんと「また、できたらいいね」という話をしていたんです。3作目からはオリジナルの物語が始まって、今回が第4弾。毎回、これが最後かもしれないと思いながら一生懸命やってきたので、またお千代さんを演じられる喜びを味わいながら撮影に臨んでいました。
――お千代さんは、常に自分の中にいる感じなんですか?
そういう感覚はないですけど、お千代さんは“七化けのお千代”ですから。劇中で、いろいろ化けるという意味では、他の作品でお千代さんと違うキャラクターを演じている経験が少しは役に立っているのかなと、勝手に思っています(笑)。
――今回は、どんな“七化け”が?
物語の終盤に、すごい化け方をします。ネタバレになってしまうので詳しくはお話しできないんですけど、お千代さんだと分からないぐらい顔も全部変えて登場しますよ。顔の型取りをしたんですけど、ものすごく精巧に作られていて。こんな技術があるんだってびっくりしました。きっと、視聴者の皆さんに楽しんでいただける変化をお見せできると思います。
――「雲霧一党」の首領である仁左衛門とお千代の関係も見どころの一つ。
お千代さんは人に弱みを見せない女性。一党の中ではお頭(仁左衛門)のすぐ下で働いていてスキがないように見えるし、時には仲間のことを叱ったりもするので“姐さん”として慕われているような存在なんです。でも、お頭には弱みを見せてしまう部分があるし、お頭もそんなお千代さんの弱い部分を知っている。そこが人間っぽいですし、女性らしい部分だなと思いますね。
――仁左衛門がいる部屋に入る時のちょっとした仕草にも出ていますよね。
髪の毛や着物の形を整えたり。お千代さんの中での気持ちの切り替えと言いますか、一党の仲間としてお頭の元に行くんですけど、やっぱり一人の女性ですから。ちょっと思いがある人に会い行くという気持ちが自然と出ているんだろうなと思います。
――今回、二人の距離は近くなる?
今回は最後の方でお千代さんの“覚悟”が見られると思います。これも詳しくは言えないんですけど(笑)、お頭のためにある行動を取るお千代さんに注目してください。
9月7日(金)スタート
毎週金曜夜8:00-8:45
NHK BSプレミアムで放送
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