――今回の第2回本公演の稽古での劇団の雰囲気は?
湯川「前回の『新しき国』が全然考えてなかったわけではないんですけど、今回の稽古を通して思うのは、みんなプロ意識が高くなったというか、いろんなことに目を向けて、見られることも考えられるようになったり、こうやったらもっといいものになると思うという意見を言い合って、みんなで1つの作品を作ってるという感じになっているなと思います」
仲「お互いを見て、ここはこうした方がいいとか、思っていることを言い合えるようになりました」
湯川「みんながいいものにしようという気持ちが一緒だから、意見を言われた側も素直に意見を聞き入れられるようになりました」
仲「前は、ただただがむしゃらだったのが、今は少しだけど、冷静に見られることができるようになってきたからかもしれません」
――脚本・演出の丸尾丸一郎からは、どんな指導をされましたか?
湯川「この舞台は、秋元さんの舞台だから、ミュージックビデオみたいなものだと言われました。楽曲をたたせるために物語があって、さらに、その物語からの楽曲があって、そのながれが大事になってくると言われて、自分は今まで1つ1つつながってなかったなと感じて、そこから自分の考え方も変わっていきました」
仲「1つ1つのシーンを重ねていって、人物の成長がわかるようにしてほしいと言われました。今回の『ピエロになりたい』では、1つのシーンとシーンの間に、時間経過があるので、そこの差はちゃんと見せてほしいといわれました」
湯川「あと、今回はやはりサーカスなので、とにかく生き生きとしろと言われました」
――今後、やってみたい役はありますか?
湯川「私は、これまで、弱い人を演じることがとても多いので、強い人の役や、悪い役をやってみたいとずっと思ってたんです。それが、今回の舞台でもうかなっちゃったんです(笑)。今回W主演なので、美海ちゃん(仲)が主演の回は、違う役として舞台に立つんですけど、その役がハーレークィンで悪い役なんです! まだまだ役作りも浅くて、ちゃんと悪く見えるか分からないですが、本番までにしっかり役を作って、これまで見せてこなかった違う湯川の一面が見てもらえると思うので頑張ります!」
仲「私は、大人の女性を演じてみたいです。かわいらしい役が多いので、落ち着いた役をやってみたいです!」
――2018年を振り返って
湯川「今までに経験したことのなかった、初めてのことをたくさんやらせてもらったので、本当にあっという間に感じました。今年は、毎日いろんなことをして、新しい人に会って、いろんな“初めて”があって、成長できた年になりました」
仲「前よりちゃんと考えるようになったなと思います。初めてのことを経験していく中で、全然違う考えを持っている方々の言葉を聞いて、自分の中で固定概念を持つことがなくなりました」
――2019年はどんな年にしたい?
湯川「もっと大人になりたいなと思います。まだまだ考え方だったり、子供だなと思うことがたくさんあるので、もっと成長していきたいです!」
仲「いろんなものを吸収して、インプットしたものをアウトプットしていける年にしたいです。今年は、たくさん初めての経験をして、ひたすらインプットする年だったので、インプットして知識をためたものを、来年はアウトプットもちゃんとできるようにしていきたいです!」
2018年11月20日より独占配信中
【特集サイトURL】https://video.dmkt-sp.jp/ft/s0007078
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