吉田羊とのキスシーンで話題! ジェンダーレス女子・中山咲月って?
有村架純演じる中学教師・聖と、岡田健史扮する男子生徒・晶の禁断だがピュアで切ない恋を描くTBS系ドラマ「中学聖日記」。SNSで話題となった原口律(吉田羊)の“元カノ”である女性バーテンダー・青山更紗を演じた中山咲月にインタビューを敢行。 “ジェンダーレス女子”として同世代の女性たちから支持されている中山さんに更紗を演じたことによる周囲の反響や初のドラマ出演で学んだこと、キャラクターとの向き合い方などについて語ってくれた。
――バーテンダー・更紗のキャラクターは、視聴者に大きなインパクトを与えました。周りの反響はいかがでしたか?
ドラマに出ることをギリギリまで限られた知り合いにしか言っていなかったので、昔の友達から連絡が来て「びっくりした!」って言われました(笑)。自分が思っている以上にファンの方たちからの反響も大きくて、すごくうれしいです。
――自分でオンエアを見た感想は?
今は実家に住んでいるので、家族と一緒に見ることはできませんでした。
――それは、恥ずかしいということですか?
はい(笑)。家族がいない時に一人で見たんです。自分でもインパクトがあるなって思いました(笑)。
――更紗を演じる上で心掛けた点は?
バーテンダーについて分からないことが多かったので、基本的な動きなどをスタッフの方たちに教わりました。シェーカーを振るシーンがあったんですけど、思っていた以上に難しくて。ただ、振るだけじゃだめだということを学びました。バーテンダーの衣装はエプロンがかっこいいんです。着ているだけでバーテンダーになれたような気がして、役に入りやすかったですね。更紗は女性が恋愛の対象という設定だったので、その気持ちを大事にしながら吉田羊さん演じるバイセクシャルの律に恋をしていました。
――これまで、舞台や映画の撮影などでお芝居の経験はありましたけど、ドラマは初出演。やっぱり、勝手が違いましたか?
普段は舞台をやることが多いので、同じシーンを何カットも撮影するスタイルに慣れるまで時間が掛かりました。始まったら何があっても最後まで進む舞台とは違って、何度も撮り直すやり方は演じていても不思議な感覚。第2話で勝太郎(町田啓太)を突き飛ばすシーンでは本番に向けて気持ちを整えるために、なるべくおしゃべりをしないようにしていました。