宮崎理奈「私は人間じゃない。ペロちゃんなんだ!」
撮影終了後、宮崎理奈にもインタビューを敢行。「コジコジ」の2.5次元化、撮影に臨んだ心境などを聞いた。
――ペロちゃんになったご自分の姿をご覧になっての感想は?
宮崎理奈:いやもう衝撃ですよ(笑)。ペロちゃんは人間的な見た目ですけど、やっぱり人ではない妖精さんだから、それを自分の体で体現するのは難しいなと思っていたんです。でも、いざ撮影に臨んでみたら、スタッフ皆さんが魔法を掛けてくださって、“っぽく”はなれたんじゃないかと思います。
――そっくりでしたけどね(笑)。
宮崎:撮影中、「私は人間じゃない。ペロちゃんなんだ!」って。“みやり”としての自分は忘れてました(笑)。「コジコジ」を擬人化できるのかって、舞台化発表のときにすごく話題になりましたよね。正直、最初は私もどんな風になるんだろうと想像がつかなかったんですが、今は、革命を起こしている感じがします。
――演技のプランはもうできていますか?
宮崎:台本が届いたら、それを読みながら考えようと思います。2.5次元と言っても、普通は人間が人間を演じるものじゃないですか。でも「コジコジ」はそうではなく、実在しない生き物たち、夢が詰まったメルヘンなキャラクターたちのお話です。それを擬人化するのはすごく難しいと思うし、2次元の舞台化、実写化は反対という人は多いと思うんです。でも、そういう方々にも、「こんな舞台だったら楽しくていいかも」と思ってもらえるお芝居を見せたいと思います。
――これから稽古が始まります。そこに向けての意気込みをお願いします。
宮崎:私は以前から、なるせゆうせい(脚本・演出)さんの作品に出たいと思っていたんです。なるせさんを知ったきっかけが、舞台版の「ギャグ漫画日和」。漫画の世界が見事に表現されていて、それで、2.5次元のすごさを知ったんです。なるせさんの本(脚本)でお芝居して、演出をしてもらえるというのは感無量というか、すごく幸せです。今度は私がペロちゃんで良かったなと、お客さまからも認めてもらえるように、しっかり励んでいきたいです。
取材・文・撮影:鈴木康道
2019年8月21日(水)~25日(日)
CBGKシブゲキ!!
(東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム6F)
<キャスト>
向井葉月(乃木坂46)
輝山立 宮崎理奈 大神拓哉
あまりかなり 市川刺身 中村ヒロユキ
服部ひろとし 青地洋 いーま ほか
【HP】http://stage-of-cojicoji.com/
【Twitter】@cojicoji_stage
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