寺島進、異色の人情派ドクター最新作は「梅雨が明けちゃうくらいスカッとして元気が出るドラマ」
寺島進のコメント
――シリーズスタート当初、オファーを受けた時のお気持ちは?
町医者役は初めてだったので、未知の世界にチャレンジできることにすごくワクワクしていましたね。どうせやるなら誰もやったことがない破天荒なドクターを演じてみたいなと思いました。
彦次郎は、人情味があって単細胞で分かりやすいキャラクター。だからこそ、難しく考えることなく、視聴者の皆さんにも受け入れていただいているんじゃないかな。
――この「ドクター彦次郎」シリーズの魅力は?
このシリーズには親子愛や家族愛、義理人情が詰まっていて、下町っぽい雰囲気があるんですよね。今までにないほど“寺島進らしい部分”が出たシリーズだと思っています。
世知辛い世の中になってしまったからストレスがたまっている人も多いと思いますが、ストレス解消にはもってこいのドラマ!以前、「彦次郎ってハチャメチャだけど面白いよね」と言われたことがあるのですが、本当にその通りで、とにかく元気が出るドラマです。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
レギュラーキャストの皆さんは、芸達者で素晴らしい方々ばかり。吉田啓一郎監督も、ちょっと口は悪いんだけど(笑)、昔ながらの人情味のある方です!演出も素晴らしいし、京都をよく知っているからこそすてきなロケ先を探してくださるので、ドラマの背景も美しいです。
そして、東映京都撮影所のスタッフも、あうんの呼吸でチームワークがいいです。彦次郎の乗る“救急自転車”もみんなが一丸となって装飾してくれました(笑)。本当にありがたいです。
――最新作の見どころをお願いします。
時代は令和になりましたが、昭和のにおいがする彦次郎の診療所と、現代的なスーパードクター軍団。その対比がうまく描かれてエッジが効いた作品になっています。
もしかしたら梅雨が明けちゃうかもしれないぐらい、スカッとして元気が出るドラマだと思います。自分でいうのもなんだけれど、本当に名作に仕上がったと思っているので、一人でも多くの方に見ていただきたいです!