木ノ本嶺浩が映画初主演作でバカになる?
実在する学生ドリフト甲子園を題材にした映画「ガクドリ」の製作発表記者会見が、千葉の幕張メッセにて行われ、映画に出演する木ノ本嶺浩、加藤和樹、三浦葵らが出席した。
本作は、雑誌「ドリフト天国」が主催し、毎年8月に日光サーキットにて行われる「全日本学生ドリフト王座決定戦」、通称“学ドリ”を舞台に、3人の学生たちの熱い思いを描く青春滑劇ムービー。
あこがれの女性に近づきたいという動機から自動車部に入部し、ドリフトに目覚めていく佐藤マサキを演じる木ノ本は、自身の役柄について「すごくバカな役。監督と初めて会った時、『君はバカになれるか』と聞かれた(笑)」と語り、「リハーサルの段階では、監督に『ちゃんとバカになれてるね』と言われた」とお墨付きをもらったことを明かし、苦笑いした。
また、車への愛を忘れた金持ちドリフター速水俊足を演じる加藤は、「学生の若さ、熱い思いをドリフトよりも気を付けました。そこをどれだけ表現できるかが、自分への課題でしたね」と、撮影を思い出し、役を演じ切ったことに満足した様子だった。
車に使うお金を稼ぐため、キャバクラでアルバイトをする筋金入りの“ドリギャル”莉香を演じるのは三浦。「キャバクラには行ったことはないんで、どういうふうになっているのか分からなくて…。現役キャバ嬢アイドルの女の子に、キャバクラ嬢の礼儀作法を教えてもらいながら、1つ1つ頑張りました」と役作りの努力を話した。また、車の免許を持ってない三浦は、「ゲームセンターや、神奈川までスリップカートをしに行ったりして頑張ってみました! 出来については…観てください(笑)」と笑顔でコメントした。
また、今作が映画初主演となる木ノ本は「映画に出たくて役者という仕事を始めた。初主演ですてきなチームに出会えた」と喜びを語り、「この映画を観て、情熱を思い出して頂けたらいいなと思います。絶対に楽しめる熱い映画が出来上がりました。劇場でご覧ください」と締めくくった。
4月9日(土)より池袋シネマロサほか全国ロードショー!