尾上松也の“顔芸”にクレーム続出!「笑いをこらえるのに大変でした」
2020年1月12日(日)スタートのドラマ「課長バカ一代」(毎週日曜夜7:00-7:30、BS12 トゥエルビほか)の制作発表会見が11月13日に東京都内で行われ、出演者の尾上松也、木村了、永尾まりや、板橋駿谷、武野功雄、若槻千夏、市川左團次が登壇した。
同作品は、野中英次による同名ギャグ漫画を実写化したもので、松也扮(ふん)する家電メーカー社員・八神が、上司から任命される課題に“バカ”をさく裂させながら真面目に仕事と向き合う姿を描く。
会見では、松也が「原作は、みんなほぼ表情が変わっていないのに、言っていることがほぼめちゃくちゃだっていうところが面白いのですが、『これを30分のドラマにするって、どうするの?』って正直思いました(笑)。
でも、そこに目を付けたところが非常に好きですね。一緒にやらせていただいたチームも、普段から気心知れた方たちでしたので、このメンバーでしたら何しても楽しくできるんじゃないかということでやらせていただきました」と告白。
また、撮影について永尾が「松也さん(八神)と対面するシーンが多くて、松也さんがいつもふざけているので、真面目な顔も『ふざけているのかな』と思って、真面目なシーンでも松也さんの顔を見て笑ってしまうという…。人の顔を見てNGを出すというのが初めてでした(苦笑)」と振り返る。
すると、若槻も「松也さんとの2人のシーンだったのですが、松也さんの顔芸がすごくて。リハーサルから(顔芸を)やってくださるんですけど、本場は(リハーサルを)ちょっと超えるという…(笑)。それに淡々と対応しなければいけない役だったので、笑いをこらえるのに大変でした」と吐露。
そんな2人の告白に、松也は「私は、あれ(顔芸)は不本意でして。原作が無表情なのが面白いと思っていたので、最初に現場に入った時には『はちゃめちゃなところでは、ほぼ無表情でいこう』と思っていたんです。でも、私の技術が無表情であれを表現するというのができず、顔芸に逃げたという(笑)」と苦笑。
最後に、松也は「このドラマは、ひと夏みんなで“バカ”をし尽くしたドラマでございます。登場人物のほとんどが“バカ”だったというものでございますが、その中にもなぜかちょっと感動があったりするところもございますので、いろんな要素があります。
難しいことを考えずに見られるドラマとなっておりますので、このドラマを見て“バカ”笑いをしていただいて、皆さんに日ごろのストレスを発散していただけたば、われわれも“バカ”をした甲斐があると思っております」とアピールした。