尾上松也が“バカ”を全力で演じる爆笑ドラマ!「『課長バカ一代』の名に恥じない“バカ”をし尽くしました」
――思い切った変顔を披露されていますよね。
あれは僕がやりたかっただけっていうのもあります (笑)。原作だと八神は無表情で、あんな顔はしないのですが、変顔をすることが作品に対して効果的であればやりたいなと。僕の中では、面白いことをやりたいという気持ちが大きかったんです。
――メキシカンな格好をして踊っている“ホサ”のシーンも声を出して笑ってしまいました。
あの撮影も、中々大変だったんですよ。朝から晩まで撮影をしていて、最後にあのシーンを撮影することになって。監督が「画面いっぱいに動いてください」というので後ろに行ったり前に行ったり、汗だくになりながら踊りました。
それでリハーサルもやって、本番になった時に「画面から出ちゃうので、動きを減らしてもう1回撮りましょう」と言われまして(笑)。だったら最初から言ってくれればいいのに「いや、面白かったんで」と。そういうことで爆笑が起こる現場でしたので、とても楽しかったです。
――にぎやかな現場だったんですね。
笑って撮影がストップすることはよくありました。多少ハードスケジュールな部分もあり、みんなハイテンションになることもあって(笑)。
そういえば、八神が「変態、変態」って言われ続けるシーンを撮影していた時、スタッフの方が「よーいスタート!」と言うところを「よーい、変態!」って言っちゃって。もう大変だったんですよ(笑)!
それぐらいみんなハイテンションになっていましたけど、すごく楽しい撮影でした。そういう部分も含めて、スタッフさんとキャスト陣一体で、作品を作り上げられたかなと思います。