泉澤祐希、富田望生らが“就活生”の悩みを描く!「私も背筋を伸ばさなきゃと思いながら演じました」
一ノ瀬蒼役・泉澤祐希コメント
――蒼を演じた感想はいかがですか?
最初は「内定が決まっているけど親に言えない、決まっているのに喜べない」というのが分からなくて、親のために働くわけじゃないのだから素直に喜べばいいのにと思いましたが、演じてみて、親のことも思って進路を考えるのは素敵だなって思いました。僕が親のことを全く気にしてないというわけではないですけど(笑)。
――就活生へのメッセージをお願いします!
就活は苦しいものじゃないと思うんですよ。好きなことを仕事にすることが僕としては大前提なので、そこで苦しむのはもったいないと思います。このドラマを見てもらって、自分と重なる部分や、こうしたらいいのかなという気づきがあったら嬉しいし、就活も楽しんでほしいですね。難しいかもしれないけど、少しでも伝わればと思います。
佐田華凛役・富田望生コメント
――華凛を演じた感想はいかがですか?
就活の面接シーンは特にリアルだったので、就活生はこういう気持ちなのかと緊張しました。映画やドラマのオーディションでもすごく緊張するんですが、好きな緊張なんです。でも華凛の場合は焦るほうの緊張でした。こういう状況の中で彼女が生きているということに、私も背筋を伸ばさなきゃと思いながら演じました。
――就活生へのメッセージをお願いします!
力を抜いて、広く見て、自分が思っている以上にいろんな可能性や入り口があるということを頭の片隅に置いていただければと思います。それから、自分の弱点と思っていた所が実はいい所なんだということに気付けることが絶対あるので、それをうまく見つけていってほしいと思います。長所は短所で、短所は長所なんですよ。自分の良い所も悪い所も見つめることが大事だと思います。
乾祥平役・上川周作コメント
――乾を演じた感想はいかがですか?
二十代前半のころは、周りと比べることも結構あると思うんですよね。一歩引いて周りがどう動いていくかを見ながらやっていこうとか。でも一番手で切り込んでいく勇気はないのに、そうやって見ているとどんどん取り残されていく自分がいて。その葛藤は乾という役にも僕自身にもあるものなので、ドラマを見てくれた人たちには、そういう部分で背中を押せたらいいなと思います。善し悪しではなく、こういう人もいるんだなって思ってもらえたら。
――就活生へのメッセージをお願いします!
就活中の方たちにどういう言葉をかけたらいいんだろうと迷うんですけど、この5分のドラマを見て、少しでもいろんなことに気を張っているところから精神的に楽になってもらいたいなと思います。自分を大事にして、認めてあげられたら、きっと道は決まっていくと思うので。確かめながら進んでいけば絶対に切り開けていくと信じてください。
矢部太郎コメント
――今回、番組に参加した感想はいかがですか?
就活生ってみんな大変なんだなという気持ちがとても伝わります。脚本を読んだときも思ったのですけれど、やはり同じ世代の若い方がお芝居されているのを見て、さらに思いました。
――イラストを書くうえで気を付けたことはありますか?
見ていただいて少しでも気持ちがほぐれたら。そんな画になったらいいなと思います。
――就活生へのメッセージをお願いします!
結果にこだわってしまうかもしれないですけど、いま頑張っているということが大事だと思いますので、皆さんにとって充実した時間になればいいなと思います。
3月9日(月)~3月13日(金)夜11:45-11:50
NHK総合にて放送