浅沼晋太郎が明治末期の天才歌人に!「珍しく地声に近い声で演じました」<インタビュー>
共演する豪華キャスト陣も話題に
浅沼をはじめとする人気男性声優陣の豪華共演でも話題を呼んでいる本作。金田一京助役には、浅沼が「本作のキャラクターにそっくりだからキャスティングされたのでは」と思ったという櫻井孝宏や、小説家・野村胡堂を演じる津田健次郎、のちに江戸川乱歩という名の小説家として活躍する平井太郎役を小野賢章が務めている。
収録時の裏話など、キャストが映像解説する「『啄木鳥探偵處』ビジュアルコメンタリー『おしゃべり探偵處』」が本編直後に独占放送されることも決まっている。
啄木の“天才肌”をどう表現するか
実在した石川啄木という歌人に「探偵」という、斬新な属性が加えられたことについては、「啄木が持つ天才肌な雰囲気が、京助をはじめ周りのキャラクターたちの石川啄木への接し方で感じられたので、探偵というのは置いておいても、『ちょっとこの人、他とは違うな』というのをどう表現したらいいのか、という部分に悩みましたね。
ただ、音響監督の清水洋史さんから、『天才だからとは言え、人じゃないようなつかみどころのなさ、浮き世離れした雰囲気は意識しないで欲しい。啄木はこの中で誰よりも人間らしいから』というディレクションをいただいたので、珍しく地声に近い声で演じました」と言う。
明治末期という時代を背景に描かれる、東京を舞台にした人情劇、という一面も持つ本作。
「全エピソード、どれもすごく好きなんです。物語として心惹かれる回や、登場人物たちの関係性へのうらやましさから来るお気に入り回もありますけど、個人的に好きなのは、第2、3話です。僕は櫻井孝宏さんが演じている金田一京助がとにかく好きなんです。櫻井さんが発する『石川君!』というセリフがどれも格別なんですよね。特に3話のラストシーン、啄木が京助を◯◯◯するシーンはたまらなく好きです」と、お気に入りのエピソードも明かしてくれた。
4月13日(月)スタート、毎週(月)深夜0:00-0:30
※本編後に「『啄木鳥探偵處』ビジュアルコメンタリー『おしゃべり探偵處』」も独占放送(毎週(月)深夜0:30-1:00)
CS放送 ファミリー劇場
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