美々子にとって、パンはイコール自分!
――お互いのキャラクターのステキだなと思うところはどこですか?_
飯島「美々子さんのステキだなと思うところは、好きなことを仕事にできているところと、ツラい顔を見せないところです。ツラい時ってポロっとでてしまうものだと思うのですが、そんな姿は決して見せない。それはやっぱりその仕事を好きだからこそだと思うので、すごくステキだなと思います」
本仮屋「私もちょっと似てます! 美々子って人生の中でパンが1番なんですけど、それって他の方にはあまり理解されないところがあって。きっと見えないところでは『それって必要?』と聞かれていることもあると思うんですけど、北くんがそんな美々子と同じ熱量でパンに向き合ってくれるタイミングが訪れるんです!
シェフという食のプロフェッショナルである人がそういう感覚をもってくれることは、美々子にとってすごくうれしいことですし、美々子にとってパン=自分なので、そこから何かが動き出すんですよね! あ、いきなり後半のチラ見せしちゃいましたけど(笑)」
――(笑)。パン一筋の美々子と朴訥な北が、どうやってそこまでたどり着くのかも見どころですよね。二人の間にはベーカリープロデューサーの竹財さん演じる柏木がいるので、距離はそう簡単には縮まらないですからね。その柏木もかなりユニークなキャラクターの持ち主ですよね?
本仮屋「そうですね(笑)。竹財さんはいつも『大丈夫かな〜?』と言いながら演じられていました。でも、竹財さんだから、古厩(智之)監督の無茶ぶりに答えられたのだと思います。いつもすごいなーと思いながら見てました(笑)」