中村七之助&永山瑛太主演!伊藤若冲が「奇想の画家」となるまでの“密で濃い”交流も描く
伊藤若冲 / 桝屋源左衛門役・中村七之助コメント
若冲の絵は歌舞伎役者になじみの深い浮世絵とは全然違う色合いで時代を超えています。脚本では芸術家が仏教者という違う世界の人間とコラボするのが面白いと思いました。
若冲自身は激しい起伏のある人間ではありませんが、大典たちとの出会いによって段々と変わっていく、それまで見つけられなかったものを見つけていく様を演じられればと思います。不器用だけど大典とは深いところで繋がっている様を見せたいと思います。
大典顕常役・永山瑛太コメント
源監督が想像し、描こうとしている江戸中期の美術史の黄金時代はエンターテインメントに富んでいました。伊藤若冲は「技を持ってして売る事を求めるばかりで、未だに技の領域からさらに進んでより深い表現に達した者をみない」と語っていたと、大典顕常は書き残しています。
私は七之助さんと共に新境地へ向かい、この現代に生きる方々へ、日本の素晴らしさを再確認出来るような作品に出来るよう、私自身、精進して演じきりたいと思います。
円山応挙 / 岩次郎役・中川大志コメント
この時代の画家さんとは馴染みがなく知識も少ない状態でしたが、台本を読んでとてもテンポがよく、エンターテインメントとしてワクワクしました。決してかたすぎずコメディーの要素も多く、ぼくの役はコメディー担当でお客さんの目線に近いと思っています。
台本から遊び心がいっぱい伝わってきているのでどこまで遊べるか楽しみです。若くて、エネルギッシュで、パッションにあふれたキャラにしたいと思います。
2021年1月2日(土)放送時間未定
NHK総合ほかにて放送
※後日、NHK BSプレミアムでも放送
作・演出=源孝志(「京都人の密かな愉しみ」「スローな武士にしてくれ」)
音楽=阿部海太郎
出演=中村七之助、永山瑛太 / 中川大志、大東駿介、門脇麦 / 渡辺大、市川猿弥、木村祐一、加藤虎ノ介 / 永島敏行、石橋蓮司ほか