エド・はるみと交代可能!? HG、ムーディら「再生可能ボーイズ」が再集結
経済産業省資源エネルギー庁が推進する「GREEN POWER プロジェクト」の記者発表会が都内で行われた。昨年行われた同プロジェクトの活動が好評につき、レイザーラモンHG、天津・木村、ムーディ勝山、楽しんご、三瓶ら、かつて一世を風靡(ふうび)した“一発屋芸人”5人「再生可能ボーイズ」が「再生可能ボーイズGP」として再集結した。
まずは司会を務めるペナルティのヒデが登場。ヒデは再生可能ボーイズGPのまとめ役にあたる司令塔にオファーされたことについて「嫁と相談し、三日三晩悩んだ末に引き受けることにした」と苦悩の末の決断だったことを明かし、会場を沸かせた。続いて、グリーンの衣装に身を包んだHGら5人のメンバーが現れ、大きな声で「僕たち再生可能ボーイズGPです」と決めポーズを見せ、会場内から大きな拍手で迎えられる。“久しぶりの拍手”だとHGら5人のメンバーは喜びをあらわにしていた。
ブレークは過ぎたけれど、“再生可能”という芸人の集まりである再生可能ボーイズGPは、その実力をみせるべく、芸人としてパワーアップしたところを披露。ところが木村の「あると思いますっ!」という詩吟ネタに対する会場のリアクションは少なめ。木村は「やっていてこんなに手応えがないことはない」と慌てだし、「新ネタをやります」と“異人詩吟”という付け鼻をした以外に代わり映えしないネタを見せ、会場からクスッと小さな笑いをもらう失態を演じた。他のメンバーも“惨敗”に終わり、ヒデは「大丈夫ですよ。再生可能ですよ…ちょっと不安ですけど」とメンバーを励ますシーンも。
また、同プロジェクトを通して、メンバーは営業やライブ、記者会見など仕事が増えたと喜ぶが、それゆえこのポジションを狙っている芸人もいると不安を口にした。ムーディ勝山は「エド・はるみが最近このポジションを狙っている。プライドを捨てて、ブレークしたギャグ“グ~”のネタを解禁し、茨城のスーパーで盛り上がり、スタンディングオベーションが起こったらしい」と強敵の存在を明らかにした。
最後にヒデが「これからも日本のため、支えてくれる家族のため、自分のために頑張って行きたいと思います」とプロジェクトの意気込み語ると、続けてHGら5人は声を合わせて「僕たちは再生可能ボーイズGPです」と決めポーズして締めくくろうとする。だがその瞬間、会場内にはカシャ、カシャ、カシャとカメラのシャッター音が3回だけ寂しく響き渡った。すかさず、ヒデが「ここですよ、タイミング! カシャ、カシャ、カシャって3枚! 少なっ!! みなさん今は、データで消せる時代ですよ!!」とツッコみ、この日一番(!?)の笑いをさらった。