名言連発に期待!? 北島康介が「パンパシ水泳」の特別解説に就任!!
8月21日(木)からテレビ朝日系にて4日連続で放送される、環太平洋4カ国で争われる水泳大会「パンパシ水泳 ゴールドコースト2014」(「第12回 パンパシフィック選手権」)の記者会見が東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、'02年から同大会のメーンキャスターを務める松岡修造、解説の高橋繁浩、日本代表の入江陵介、鈴木聡美、塩浦慎理、冨田尚弥に加え、今大会で解説に初挑戦する特別解説・北島康介が出席した。
同大会は'85年から始まった競泳のみの水泳の国際大会で、環太平洋地域に属する日本、アメリカ、中国、オーストラリアの4カ国を中心に強豪選手が集う。'02年以降はオリンピック開催のちょうど中間年に開催されるようになり、2年後の五輪でのメダルの行方を占う大会にもなっている。今大会日本代表に名を連ねるのは、会見に出席した入江らのほか、共にことし20歳の瀬戸大也と萩野公介や現役高校生の渡部香生子ら若い選手たち。日本とは真逆の冬を迎えているオーストラリア・ゴールドコーストで、日本人選手の活躍が期待される。
会見では、司会を務めたテレビ朝日・竹内由恵アナの呼び込みを待たず真っ先に登壇した松岡が、続いて登壇した出場選手たちにインタビュー。初代表入りを果たした自由形・塩浦は「自由形の歴史を変えます。オリンピックに向けて(日本の)自由形は弱いというイメージを払拭する」と、松岡にも負けない熱いコメントで気を吐いた。
また、メダルなしに終わった昨年の世界選手権からのリベンジを誓う背泳ぎ・入江が「苦しい時期を通り越して、今は楽しくなっている」と復調をアピールすると、'08年の北京五輪で同部屋だった北島からも「這い上がってくると思っていた。弱さを出すことができたことが、強くなるためのきっかけになる」と“弟分”へエールが送られた。
選手たちの代表ジャージとは対照的なスーツ姿で解説者としての姿を見せた北島だったが、その後行われた囲み取材では待望の北島節も飛び出した。入江が「康介さん、背泳ぎは解説できるのかな?」と首をひねっていたことを記者から聞くと、「専門的なことは勉強しなければいけないけど、シゲさん(解説の高橋)もいるし、あまり俺は解説しなくていいんじゃないかな」と冗談を飛ばした。続けて、「自分が出るかもしれなかった大会で解説するのは不思議な感じもするけど、水泳に関われるのは幸せなこと。選手としては、他国の選手たちがオリンピックに向けてどういった準備をしているのかに注目したい」と、今後への意気込みも語った。これまで出場した大会でも印象的な言葉を残してきた北島が、出場選手たちの泳ぎをどう解説するかにも注目が集まる。
8月21日(木)~8月24日(日)
テレビ朝日系にて放送
8月21日(木)、22日(金)夜7:00-8:54
8月23日(土)は夜6:56-8:54
8月24日(日)は夜6:30-終了時間未定