舞台では生脱ぎ! 舞台裏ではキスシーンの練習!
8月7日(金)に初日を迎えたミュージカル「グッバイ・ガール」に主演する紫吹淳と岡田浩暉が、本番直前に取材に応じた。
男運のないシングルマザー、ポーラを演じる紫吹は「ダメな女の成長過程が丁寧に描かれている。私もポーラを見習って、バラエティーの(何もできない)イメージを払拭(ふっしょく)したい」と抱負を。
また、変わり者の売れない役者、エリオット役の岡田は「紫吹さんは男役として男性を長く演じてきたから、男を見る目が厳しい」と告白。
そんな紫吹の理想は「全てが自分より上の人。尊敬したいから」とハードルは高めの様子。
「アメリカ人を感じるために、毎日肉を食べている」と役作りを明かす紫吹。
一方岡田は「(全裸で寝るエリオット同様)裸で寝てます。よく眠れる」と笑わせ、「勇気を出して挑戦しています」と舞台での“生脱ぎシーン”について言及した。
舞台裏でもキスシーンの練習をしているという独身の二人は、息もピッタリ。
紫吹は「見ると恋愛したくなる作品。私たちにもそんな感情が芽生えるかも」とウィットに富んだロマンチック・コメディーである本作への自信をのぞかせた。
■ミュージカル「グッバイ・ガール」は、'77年に公開されアカデミー賞・ゴールデングローブ賞を受賞した同名映画を基に、ブロードウェー喜劇の天才ニール・サイモン脚本で'93年ブロードウェーにて初演。
本作をNHK連続テレビ小説「まんてん」の脚本などを手掛けたマキノノゾミが、初のミュージカル演出に挑んだことも話題に。
しゃれたせりふや、何げない日常の中にある人間の面白さや切なさがたっぷりと詰まった、ちょっと風変わりなロマンチック・コメディー。
8月7日(金)~8月23日(日)
東京国際フォーラム ホールCにて上演
【HP】www.good-bye-girl.com