山田涼介、24時間テレビのドラマ主演「不安でした」
8月22日(土)、23(日)放送の「24時間テレビ38 愛は地球を救う」内で放送されるドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」の完成披露試写会が行われ、山田涼介、増田貴久、赤井英和、安田成美が登壇した。
本作は、ピッチに戻れることを信じて急性脳腫瘍と闘った、サッカーが大好きな高校生・諒平と、その家族と仲間の絆を描く物語。
山田は主人公・佐々木諒平を、増田は家族を支えるために仕事を辞めた諒平の兄・哲平を演じる。ほか、赤井が諒平や家族を必死に励ました諒平の父・弘役、安田が諒平の病気にもしっかりと立ち向かう芯の強い母・萌子役を。
試写が終わり涙をぬぐう観客の前に現れた山田は、開口一番「安心してください。生きてますよ!」ととにかく明るい安村のギャグを交えたあいさつで会場を和ませ、「実話というだけあって思い入れも違いましたし、いろいろな感情も自分の中にすごく生まれました。撮影現場自体は赤井さんが冗談を言ってすごく明るくしてくださったので、現場はすごく楽しかったです」と撮影を振り返った。
現場でのエピソードを聞かれた増田は「山田君が現場に肉巻きロールを差し入れしてくれまして、みんなおいしいって食べていたんです。けど、山田君は(役作りのため)ダイエット中だから食べないって集中して座っていて。その横で僕は1個食べ始めたら止まらなくなっちゃてずっと食べてました。ちょっと山田君から冷たい目線を感じて…」とポツリ。山田が「そんなことないですよ!」とツッコミを入れると会場に笑いが起こった。
赤井は「命ある者はいつかなくなるというのは当然のことなんですが、親が死んで、子が死んで、孫が死んで…そういう順番がたまに違った場合、とても悲しいなと思いますね」と作品への思いを明かした。
安田も「現場で赤井さんと『苦しいね、苦しいね』と話していました。撮影中毎日胸が詰まってました」と話す一方で「増田さんはとてもかわいい方で、赤井さんと私が待機していたら増田さんの椅子がなくて。赤井さんが優しいから『膝の上に座る?』って言ったら本当にずっと座ってました(笑)」とも明かし、笑いを誘った。
山田は笑顔で話を聞きながら「佐々木家は温かかったですね。できあがってました、家族」とニッコリ。
続けて「台本を読ませていただいて自分の家族と重なる部分がものすごく多かったです。家族は(放送を)とても楽しみにしていて、僕の母親は見るのがつらいんじゃないかと思うので『ティッシュは横に置くんだよ』と優しく言っておきました」と告白。
そして「実話だけあって、自分が演じている姿を見るのがとても不思議な気持ちでした。こういうドラマを演じさせていただくのも初めてだったので『これで大丈夫なのかな』という不安もすごくあったんですが、皆さんの反応を見させていただいて安心しました。当日もいろんな人に見ていただけたらと思います」とアピールした。
8月22日(土)夜9:00ごろ-11:00ごろ
日本テレビ系にて放送