小泉孝太郎が全身赤のKY姿で撮入「振り切れている」
テレビ東京系ほかで'16年1月15日(金)よりスタートする金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(夜8:00-8:54ほか)がクランクインした。
その現場で、世間知らずの“究極のKY”な刑事・小早川冬彦役で主演の小泉孝太郎がドラマへの意気込みや心境を明かした。
本ドラマは富樫倫太郎の小説「生活安全課0係 ファイヤーボール」(祥伝社刊)を映像化。これまで多くの刑事を演じてきた小泉が、クールなイメージを覆す役に挑戦する。
小泉は、空気が読めず、周りをイライラさせてしまうという役柄から、赤いダウンジャケット、真っ赤なマフラー、ボーダーのニットと、警察官らしからぬ服装で撮影現場に登場。
杉並中央署生活安全課にある「なんでも相談室」、通称ゼロ係の舞台となる、東京・杉並区の高円寺駅前の撮影からスタート。
事件解決のために聞き込みを行うシーンを次々と撮影し、冬彦のバディでベテラン刑事の寺田寅三(とらみ)を演じる松下由樹とのコンビネーションも初日から抜群で、寒空の下、快調な撮入となった。
小泉は冬彦を演じ「台本を読んだ段階では、小早川冬彦は頭がいいので、計算高い人物だと思っていました。でも、実際に演じてみると純粋な人間なんだなと気付きました」と第一声。
続けて「でも、その幼さを感じさせてしまうような天真爛漫さが、周りをイライラさせてしまうんでしょうね」と客観的に分析した。
衣装について「服装も赤いダウンジャケットに、赤いマフラーという、他の登場人物とも違うし、刑事っぽくもない。あまりに振り切れてしまっているので、違和感がありませんでした。警察の中では本来おかしい格好のはずなんですけど。個性的な人の気持ちが良く分かりました」と感想を述べた。
松下との共演について「寅三とは、役柄の上では全くかみ合わない設定なのですが、現場では素晴らしい感性をお持ちの松下さんに助けられっ放しです。芝居の細かいニュアンスまで冬彦のことを考えて演じてくださっているので、恐縮します。松下さんの度量の大きさがあるから、伸び伸びと演じることができそうです」と感激しきり。
今後の撮影に向けて「刑事っぽくない刑事をこれから演じていくのが本当に楽しみです。今までの刑事ものでは状況を説明するようなシーンが多かったと思いますが、他の人との会話を楽しむような形で、説明を説明と感じさせない新しい刑事像を作っていけるのがこのドラマの魅力だと思っています!」と気を引き締めた表情で語った。
'16年1月15日(金)スタート
毎週金曜夜8:00-8:54ほか
テレビ東京系ほかで放送
原作=富樫倫太郎「生活安全課0係 ファイヤーボール」(祥伝社刊)
脚本=吉本昌弘、深沢正樹、ひかわかよ
演出=倉貫健二郎、竹村謙太郎
チーフプロデューサー=岡部紳二
プロデューサー=中川順平、松本拓、加藤章一
出演=小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、原田夏希、手塚とおる、六角慎司、堀井新太、岸明日香、寺島進、石丸謙二郎、加藤茶、大杉漣 ほか