ヤンキー母校に帰るのあらすじ一覧
クラス対抗のスポーツ大会の種目がマラソンに決定。あかね(加藤夏希)らは反発するが、吉森(竹野内豊)の挑発により一転、1位をめざして特訓することに。翌朝の練習で、久美子(大塚ちひろ)がダントツの速さを見せ、一同を驚かせる。放課後、吉森は駅までジョギングして帰る久美子を目撃。優しく声をかける吉森に、誰とも口をきかなかった久美子が初めてかすかに返事をする。ところが、翌日から久美子は練習に参加しなくなり、やがて学校を休みはじめる。吉森は久美子が住む札幌へ向かう。
なな恵(SAYAKA)が失踪した。残されたメモを目にした吉森(竹野内豊)は、嫌な予感を覚え、なな恵の行方を捜す。学校では吉森の知らせを受け、安藤(余貴美子)らが対応に追われていた。やがて事態を知った生徒たちにも動揺が広がる。そんな中、あかね(加藤夏希)だけは平然と振るまい、責任を感じはじめたほかの同級生を一喝。強硬なあかねの態度は、しだいに仲間の不信感を招く。一方、吉森と志穂(篠原涼子)はなな恵の実家へ。家に忍び込んだ吉森は、なな恵の部屋らしきものがないことに愕然とする。
吉森(竹野内豊)は、岩崎(原田芳雄)の不在を理由に授業をサボったあかね(加藤夏希)となな恵(SAYAKA)の部屋を訪れた。無視しつづける2人にブチ切れた吉森は、力づくで部屋に入り、話を聞くよう訴える。騒ぎを知った安藤(余貴美子)は、岩崎の代行である伊賀上(平泉成)に何も報告しなかった点で、吉森を厳しくとがめる。一方、反抗心を強めたあかねは、級友を扇動し、翌日、吉森の授業をボイコット。見つからぬよう漁港の倉庫で時間をつぶす。だが、その場所を察していたかのように吉森が登場。あかねは裏切り者がいると疑いをもつ。
3年C組の副担任として張り切る吉森(竹野内豊)だが、授業初日、いきなり教室を間違えてしまう。さらに出欠確認で生徒のようすから何もくみ取ることができなかった吉森を、担任の岩崎(原田芳雄)は激しく叱責する。そんな中、編入してきたばかりの26歳の生徒・和人(永井大)が、自分より年下の国語教師・屋敷(相葉雅紀)を脅したことが問題に。怯えた屋敷は授業のボイコットを宣言。岩崎と吉森は、2人を生徒指導室に呼び出す。屋敷に謝るつもりはないと言う和人に代わって、岩崎が頭を下げる。