レーカン!のあらすじ
天海は、井上たちや知り合いの霊たち、なぜかついてきた山田の兄と遊園地にやってきた。みんなとアトラクションで遊んだり、写真を撮ったりして楽しく過ごす天海。父・朝陽の話では、この遊園地は昔、父子で来たこともある思い出深い場所らしい。けれども小さかった天海はよく覚えていなくて…。そんな天海の前に現れたのは? 霊感少女・天海と彼女を温かく見守る個性豊かな少女たち、そして霊たちのにぎやかな夏の1日です。
急に霊感がなくなってしまった天海は、会えなくなってしまった霊たちを探していた。けれども、声や姿だけでなく、気配を感じることもできなくて途方にくれる。大切なつながりが途切れてしまったことで元気をなくし、食事ものどを通らない天海。そんな天海を心配した井上たちは、自分たちにできる方法で、何とか元気になってもらおうとがんばる。見えなくてもそこにあるもの…霊感少女・天海が紡いだ、たくさんの「つながり」のお話です。
七夕をみんなで過ごそうと、井上たちを家に招いた天海。天海の話では、亡くなった母・夕陽が作った七夕飾りには、願いがかなうふしぎな力があるらしい。それを聞いたみんなは興味津々。けれども天海には、小さい頃からずっとかなわない願いごとがあった。そんな中、偶然、天海が書いた古い短冊を見てしまった代返侍やコギャル霊は、何とかして彼女の願いをかなえてあげたいと考えて…。夕陽と響…母と娘をつなぐ七夕の夜のお話です。
新学期…天海たちも2年生になり、みんな、後輩ができることが少し楽しみな様子。天海もいい先輩になろうと大はりきりで、知り合いの霊たちもそんな天海の手伝いをしてくれる。けれども、そのせいでかえって1年生たちから怖がられて避けられることに。がっかりする天海を見かねた井上たちは、1年生が天海に親しみを持ってくれるようにといろいろ協力する。 誰もがみんなワクワクしてしまう新学期のスタートです。