デュラララ!!×2 転のあらすじ
“ダラーズ”の内部粛清を進め、理想を実現しようとする帝人。その行動はエスカレートし、“黄巾賊”との衝突にまで発展していく。臨也は自分を刺した男・澱切を追いつめるが、そこには臨也すら予知できない事実が潜んでいた。池袋の街で次々と起こる騒動の先にあるものとは。さまざまな事件が絡み合い、物語はさらなる混沌を深めていく…!
門田がひき逃げにあった…。そのうわさは池袋中を駆けめぐり、ひき逃げ犯を見つけるため、渡草と遊馬崎は行動を起こす。“ダラーズ”についての情報を得ようと奔走する贄川周二は四木に接触。帝人の調査を臨也に依頼した赤林も次の一手に出ようとしていた。そして、“ダラーズ”を次の段階に進めるため、青葉はある人物に狙いを定める。
“ダラーズ”をめぐってさまざまな人物が動き出す。帝人の現状を知った正臣は“黄巾賊”を復活させ、“ダラーズ”をつぶす決意を固めると、門田たちに協力を願い出る。そして帝人と行動をともにする青葉のもとには兄が姿を現し…。一方、“へヴンスレイブ”の活動から端を発した問題は、澱切の介入によりさらに複雑な様相を見せ始めていた。
数々の偽名を用い、騒動の裏で暗躍をつづける臨也。そんな彼の偽名のひとつである“奈倉”。臨也がこの名前を手にしたのは、今から12年前。中学生のころだった。新羅の口から語られる、臨也と新羅の出会い。そして現在につづく“奈倉”にまつわる因縁の関係とは…。そして、臨也はセルティにある荷物を運ぶ依頼をするのだが…。
闇カジノを仕切る“アンフィスバエナ”と、薬の売人グループ“へヴンスレイブ”。きな臭いうわさが行き交うも、正体のつかめない2つのグループがあった。粟楠会は探りを入れるため臨也に仕事を依頼するが、臨也は“アンフィスバエナ”に拘束されてしまう。組織のナンバー2・ミミズは臨也をいたぶり、情報を引き出そうとするが…。