デュラララ!!×2 結のあらすじ
“ダラーズ”と一緒に自分を終わらせる…。帝人の決意とともに、池袋の夜空に銃声が響く。満身創痍(まんしんそうい)となった臨也と静雄にも決着の時が迫る。そして池袋での記憶を失ってしまったセルティを前に、新羅が取った行動とは…。非日常に憧れた少年と、多くの者を巻き込んだゆがんだ愛の物語が、ついに終演に向かう…!
各勢力がひしめき混乱する街の喧騒(けんそう)と離れ、帝人と正臣は対峙(たいじ)する。拳銃を手にする帝人に戸惑いながら、正臣は必死の説得をつづけるが…。一方、セルティのもとへ向かう新羅はかさねと遭遇。かさねは新羅を拉致した理由を語る。そして門田たちの前には泉井が現れ、帝人が現在“ブルースクウェア”のリーダーであることを告げ…。
己は逃げるためではなく怪物退治に来たのだと、静雄の猛攻をかわしながら臨也はうそぶく。杏里は門田たちに “罪歌”のことを打ち明け、狩沢は“罪歌つき”に帝人とかさねが狙われていることを知る。千景が“ブルースクウェア”を抑え込む裏側で、帝人と正臣はついに再会を果たし、そして新羅は…。それぞれが何かと向き合い、戦っていた。
那須島の策略により、“罪歌憑き”は数を増し、露西亜ずし周辺を取り囲んでいた。“ブルースクウェア”のメンバーも巻き込まれ、セルティのもとを訪ねた杏里は狩沢を救出しようと行動を始めた門田たちと遭遇する。一方、臨也と静雄は殺し合いを繰り広げ、新羅はセルティへ思いをはせる。事態は入り組み、拗れ、さらに混乱を極めていく。
殺し合いの決着をつけようと、臨也と静雄は相対する。街は“罪歌憑き”で溢れかえり、門田や狩沢にも危険が迫る。“罪歌憑き”を街に放った那須島は、静雄への切り札にしようと、田中トムに標的を定め、千景からの電話を受けた帝人は、正臣との再会に向け静かに決意を固めていた。そしてついに、セルティが“首”を取り戻し…。