NHKスペシャルの放送内容一覧
テクノロジーの進化によって生まれる新たな時代に迫るシリーズ。今回は氾濫するうその情報=“フェイク”について特集する。現在多発する映像データを元にAIが制作する「フェイクポルノ」が“個人の尊厳”を傷つける実態とその対策法など、さまざまな“フェイク”に迫る。シリーズアイコンは渡辺直美が務める。
世界で広がり続ける新型コロナウイルスについて特集。今なお日本でも感染者が増加しているが、その中には感染の経路が分かっていないケースや、感染者の集団(クラスター)が発生しているケースもあり、生活に多大な影響を及ぼしている。今回、感染拡大を食い止めようと奮闘する国の専門家チームや医療現場などを取材する。
東京電力福島第一原子力発電所で起きた史上最悪レベルの原発事故を独自に検証してきた「メルトダウン」シリーズ。今回は、東日本大震災までの数年間に関係者の間で行われた議論など、事故に至るまでの道のりを取材。事故前に具体的な津波対策を取れなかったのか、原発の安全審査に関わっていた中心的人物のインタビューなどを交え、新事実に迫る。
東日本大震災で“釜石の奇跡”と称賛された、岩手・釜石の子供たちの今を取材する。震災発生時、釜石の小中学生は自主的に高台へ避難し、そのほとんどが助かった。だが、津波によって親や友人を失った人も多く、彼らは“奇跡”と“悲劇”のはざまで生きてきた。震災から9年がたち、大人になった彼らの思いに迫る。
東日本大震災で岩手・大槌町は壊滅的な被害を受けた。町では2019年、当時の役場の状況を記録しようと職員たちから証言を集め記録誌を編さん。番組では、その際に集められた証言を基に取材を実施する。さらに、災害対策の陣頭指揮を執る立場にあった当時の幹部職員からも話を聞き、震災当時の真実に迫る。
東日本大震災から9年がたつ今、当時の映像を徹底的にひもとき、新たなリスクにどう備えるかを考える。当時、岩手・宮古を局所的に巨大津波が襲ったが、地震動から津波高を予測する従来のシステムでは、予測困難だったことも分かってきた。東京湾などでも発生する恐れのある、津波の現象を探る。
令和の日本が避けて通れないテーマについて、新しいシステムを使った言論空間で語り尽くす。番組ではどこからでも討論に参加できる大規模ネット会議システムを新たに開発。「外国人との共生」をテーマに当事者40人と専門家が徹底討論する。
中国貴州省の巨大洞窟群にある“ミャオティン”の全貌と誕生の秘密をひもとく。闇の深さから「そこは、冥界。決して入ってはならない」といわれてきたが、2年にわたる交渉で中国政府から撮影の許可が下りた。今回、3Dレーザーで測量し空間を再現。また、内部に照明を持ち込みミャオティンの謎に迫る。
道の駅などの駐車場を転々として、車の中で生活している「車中生活者」の姿を紹介する。全国の道の駅を調査すると、車中生活の末に体を壊し、命を落とす事例があることが分かった。人々が車中生活を送ることになってしまった背景などを現場ルポで伝える。
中国の通信機器メーカー・ファーウェイの世界進出の動きに密着。アメリカのトランプ政権は安全保障を脅かすとして各国にファーウェイの排除を求め、各地で「ファーウェイショック」を起こしている。経済大国・ドイツは、「受け入れ」か「排除」かで大きく揺れており、世界がどのような選択をするのか注目されている。各地で繰り広げられる攻防の舞台裏と、ファーウェイショックの正体に迫る。