中間管理録トネガワのあらすじ一覧
社員旅行を経て、団結した利根川チーム。そして、第三会議室、三度・・・!今度こそ企画案をまとめようと考える利根川は、画期的アイデアが舞い降りたと豪語する。その画期的ゲームとは『人間麻雀』・・・多重債務者を牌とした圧倒的スケールの麻雀ゲーム!兵藤会長の大好物である、クズどもが醜く争いあう姿が想像できる素晴らしいゲームだと山崎が称えるが、それに異議を唱えるものが一人・・・。それはチーム最年少の佐衛門三郎だった・・・!
前回の会議で、黒服たちからの人望・信頼を失った利根川は、名誉挽回のため1泊2日の社員旅行を企画する。保養施設『億兆荘』で利根川が開くのは、最高級神戸牛の食べ放題! 圧倒的バーベキューにテンションが上がる黒服たち。あっさりと信頼を取り戻すかに思えた利根川だが、まさかの鉄板が使えないという事態に!必死に鉄板の代わりを探す利根川が見つけたものは・・・!
第三会議室、再び!黒服たちの自己紹介で早くもつまづいた利根川。黒服たちも利根川の怒りを買わないように、ただひたすらに沈黙!このままでは、また何も決まらずに会議が終わってしまうと危惧した利根川は黒服たちに出世のチャンスだと激を飛ばす。徐々に利根川への警戒心が解けていった黒服たちは次から次へと企画案を出していく。順調に会議が回り出し安堵する利根川だったが、そこに兵藤会長が現れて・・・。
帝愛グループ幹部・利根川幸雄は、グループ会長である兵藤会長を楽しませる悪魔的余興『死のゲーム』を企画するよう命じられる。プロジェクト始動のために集められた黒服たちに、利根川は自己紹介するよう指示するが...。これは、帝愛グループ幹部でありながら、暴君・兵藤会長のご機嫌を最も身近で気にしなければならない...いわば、中間管理職に位置する男。利根川幸雄の苦悩と葛藤の物語である。