KADOKAWA Group
2021年10月3日スタート 毎週日曜夜11:55ほか/ABCテレビほか
自らの人生を美化する事なく、自伝を書き残す陣内(北村有起哉)。そこには、抗争が激化する中でも家族を大切にしていた陣内が、敵対する組長を襲撃するに至った14年前の壮絶な真実が記されていた。過去の過ちに向き合いながら、死に物狂いで自伝を書き上げる陣内に、娘のナツキ(鳴海唯)から電話が掛かってくる。
刑務所暮らしで書き連ねた日記を生前のリサ(武田玲奈)が褒めていたことを思い出し、自伝本の執筆を始めた陣内(北村有起哉)。出所後の生活などを書き続けた結果、テレビ番組でインタビューを受ける。司会者(濱口優)から本の舞台裏を聞かれ答える陣内の前に突如家族が乱入。プライベートをさらしたと激怒される。
リサ(武田玲奈)が自殺したという突然のニュースをぼうぜんと眺める事しかできない陣内(北村有起哉)は、ショックのあまり部屋に引きこもる。さらに出所後、陣内を支えてくれていたさとし(松尾諭)に裁判所から収監の連絡が。次々と仲間がいなくなる状況に耐えられなくなった陣内は思いもよらぬ行動に出てしまう。
ヤクザ時代の兄貴分・平松(木下ほうか)がひき逃げ事故を起こし逮捕された。動揺を隠せない陣内(北村有起哉)はHIRO(九条ジョー)に金の工面を依頼するも、逆にリサ(武田玲奈)との関係を注意される。そんな中、ついに陣内の家を訪れたリサと穏やかな時間を過ごす陣内は、リサのある一言に違和感を覚える。
大事な得意先と知らずにけんかを仕掛けてしまった陣内(北村有起哉)は、首は免れるも出社停止処分になってしまう。行き場を失い、昼間から公園で時間をつぶす陣内の前に、金髪の高校生が挑発するかのように声を掛けてくる。いら立つ陣内だったが、彼は14年ぶりの再会となる息子のカイト(山崎竜太郎)だった。
陣内(北村有起哉)は超人気アイドルのリサ(武田玲奈)と頻繁に連絡を取り合う仲になっていた。ある日、リサから娘のナツキ(鳴海唯)も連れて一緒に海へ行こう、と誘われた陣内は、オカン(末成映薫)の車を借りて14年ぶりに海へ出掛ける。静かな時間を過ごす中、陣内はかつて家族4人で海へ来た記憶を思い出す。
陣内(北村有起哉)は、家に遊びに来ていたナツキ(鳴海唯)とオカン(末成映薫)と鍋を囲み、ささやかながらも幸せな夕食を堪能する。その夜、スマホにリサ(武田玲奈)からハートマーや“w”が書かれたメッセージが届く。見慣れないマークに混乱した陣内は「リサは自分に気があるのでは…」と妄想を膨らませる。
陣内(北村有起哉)は、14年ぶりに娘のナツキ(鳴海唯)との再会を果たす。結婚と妊娠の報告を受け、一人の父親としてささやかな幸せを感じる陣内だったが、次の日、平松(木下ほうか)から突然クビ宣告を受け、仕事を失ってしまう。途方にくれた陣内は、職を探すべく採用面接へ向かうも次々と不運に見舞われる。
陣内(北村有起哉)は、離婚した元妻や子供たちにも会えない上に、組時代の元舎弟のHIRO(九条ジョー)にはコケにされ、やるせない思いを募らせていた。刑務所行きのきっかけを作った平松(木下ほうか)を逆恨みし、殴りかかろうとする陣内だったが、14年ぶりに再会した平松は、みすぼらしい老人へと変貌していた。
14年の刑期を終え、出所した元ヤクザが、様変わりした世の中に困惑する姿を描く人情ドラマ。ヤクザの陣内宗介(北村有起哉)は、報奨金と自らの組を持たせてもらう事を条件に、敵対する組織の組長襲撃という一世一代の大勝負を実行する。長期の刑期を終えて出所した陣内は、カタギとして生きていく事を決意する。
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2024年5月21日21:00
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