多数欠のあらすじ
【最終回】停止権が解除され、ついに最後にして最強の切り札が動き出す。女王・如月は戦況を見て命令権の保持者・吉井鉄平の蘇生を決意する。頼音は交渉権の解除を皇帝・陽翔に申し入れ、うそ偽りない本当の思いを陽翔に伝える。そして吉井鉄平が目覚め、ついに命令権が行使される。
偽皇帝チームは計算されたチームワークで敵を次々倒していく。そんな中、八木橋と入賀は分割空間で女王の目をくらまし会話をする。皇帝・陽翔と過ごす中で心に変化が生まれた頼音だが、須藤たちの描いたクレイジーな作戦を成功させるため、入賀と手を組み最強の敵・霧島輝と戦う。
二重スパイとして女王のアジトに潜入する頼音は、ごぼうの表示権を活用し、アジトの所在地を絞り込むことに成功する。しかし入賀から情報を得た女王に、現化権の所持者である相馬を連れてくるよう命令されてしまう。危険の伴う行為に悩む偽皇帝陣営だが、蛯名光の脱出を手助けする条件で須藤は相馬を送り込む決断をする。