12月21日、都内で映画「ある用務員」「ベイビーわるきゅーれ」大盛況イベントが行われ、阪元裕吾監督、「ある用務員」で主演を務めた福士誠治、「ベイビーわるきゅーれ」W主演の高石あかり、伊澤彩織が出席した。
TOHOシネマズによる、気になる映画人や作品をピックアップし届けるプロジェクト「TOHOシネマズ ピックアップ・シネマ」の第一弾に選ばれた阪本監督は、「見たことない景色で…本当に大丈夫かなという気持ちですけど。(今日の上映は)『マトリックス』じゃないですよ?」と冗談で会場を笑わせつつ、「今やっとぐっと実感が湧きました」と感動を伝えた。
「2021年最後の上映がこんな大きなスクリーンでうれしい」
「ある用務員」「ベイビーわるきゅーれ」は、どちらも数多くのバイオレンス映画を手掛ける阪元監督がメガホンを取った作品。「ある用務員」は、裏社会を牛耳る総裁の娘・真島唯(芋生悠)のボディーガードとして訓練を施された殺し屋・深見晃(福士)が、ひとりの少女を守っていく姿をクライムノワールな世界観で描いている。
対する「ベイビーわるきゅーれ」は、社会不適合者な“元女子高生”殺し屋コンビが、がんばって社会になじもうする異色の青春映画。女性とてあなどれない本格的なアクションシーンと、今の時代ならではの若い世代の考え方や価値観が散りばめられた物語となっている。
登場した福士は、「おそらく2021年最後の上映がこんな大きなスクリーンなこと、心よりうれしく思っています」と喜びをあらわにした。
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