小栗旬が再び“死者と対話する”刑事に!「BORDER」奇跡の続編へ、ようこそ
見る者全てを魅了する圧巻の演技を披露し続ける俳優・小栗旬と、直木賞作家・金城一紀の黄金タッグが初めて実現し、2014年4月期にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ「BORDER」。
今なお続編を望む声が後を絶たない衝撃作が、3年の時を経て、年内にスペシャルドラマとして復活することが分かった。
「BORDER」は金城が“正義と悪”という永遠不変のテーマの下、原案・脚本を務めた完全書き下ろし作品。“金城ワールド”とも言われる、独特の世界観と練り込まれた物語は大きな波紋を呼び、回を増すごとに視聴率は上昇。
2014年度の「ギャラクシー賞選奨」および「ギャラクシー賞2014年6月度 月間賞」、弊社「週刊ザテレビジョン」で毎クール発表している「ドラマアカデミー賞」(第81回)において、最優秀作品賞、主演男優賞、脚本賞などそうそうたる賞を受賞した。
そんな、記憶にも記録にも残り「続編は不可能!」とまで言われた名作ドラマが、スペシャルドラマとして再始動。再び日本中に大きな衝撃をもたらす。
頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗)が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた本作。
連続ドラマ版での石川は、正義という名の光り輝く信念が強くなるに従い、裏の世界の力を借りて証拠をねつ造するなど、陳腐な言葉では片付けられない“影”の要素も色濃くしていった。
第7話では捜査に有利な証拠や証言、事件関係者を次々と“消して”いく掃除屋・神坂(中村達也)に完全敗北を期し、石川は“光と影”のコントラストを増長させた。
そんな中で迎えた連続ドラマ最終話では、“絶対的な悪”を体現する史上最悪の敵・安藤周夫(大森南朋)と対決。石川は正義をなすために、ドラマ史上類を見ない“結末”へと向かう。
己の行動に激しく動揺する石川。そんな彼の背後から、安藤によって投げ掛けられた「こちら側の世界へようこそ」という言葉と共に、連続ドラマは終了し、謎多きラストシーンはさまざまな憶測を呼んだ。同時に、底知れぬ衝撃で視聴者を震え上がらせたのだが、あのラストは本当のラストではなかった。
実は「BORDER」プロジェクトが始動した当初から、その後のエピソードは既に存在していたのだそう。人知れず温存されてきた、その物語はドラマスペシャル「BORDER2 贖罪」でついにベールを脱ぐ。
あの後、石川や安藤はどうなったのか…。サブタイトル「贖罪」が意味するものとは何なのか…。待望の第2章がノンストップで動きだす。
異色の物語として当時大きな話題を呼んだ第5話の宮藤官九郎や、最悪の敵・大森、最強の敵・中村ら、個性あふれるゲストも登場し、見応えのあるドラマを毎回展開してきた「BORDER」。
とりわけ、正義と悪の間で揺れ動く、道理では割り切れない心理を繊細に演じた小栗を中心に、個性豊かなレギュラーキャスト陣が繰り広げる深遠な芝居合戦は大きな話題を呼んだ。
もちろん、今回の「BORDER2 贖罪」にも小栗をはじめとするレギュラー陣は引き続き出演。青木崇高、波瑠、遠藤憲一、古田新太、滝藤賢一、野間口徹、浜野謙太という、3年の時を経て、実力と存在感がスケールアップしたメンバーが華麗に再集結する。
さらに、因縁の大森も再登場するという。彼らの燃え盛る役者魂と、ヒリヒリとする芝居合戦が、見る者の心をどこまでも揺さぶる。
また「BORDER2 贖罪」の放送決定を記念し、「テレ朝キャッチアップ」「TVer」「GYAO!」では、連続ドラマ「BORDER」(全9話)を6月14日朝5時から18日(日)夜11時59分まで5日間限定で無料配信。
そして6月14日朝10時からは、「Yahoo!検索」との特別企画もスタートする。「Yahoo!JAPAN」のトップページから「BORDER」と検索すると、特別限定動画が見られる。
こちらの動画には石川のこれまでの歩みや、新作から抜き出されたせりふなどが凝縮されているので、「BORDER」ファンは必見のプレミアム動画となる。
なお、全容が謎に包まれている「BORDER2」だが、番組公式Instagram&Twitterでは、今後その世界観を一足先にのぞける断片情報もちょっとずつ公開されるそうなので、抜け目なく注目しておこう。
長々と書いてきたが、本作の大ファンの1人として、この一報には素直に「待ってました!」と言いたい。
2017年、テレビ朝日系で放送
【公式HP】http://www.tv-asahi.co.jp/border/
【公式Twitter】@BORDER_tvasahi
【公式instagram】@BORDER_tvasahi