オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、8月27日より独占配信が開始したHuluプレミア「ハピネスバトル」。第2話では、ミホ(イエル)とユジン(パク・ヒョジュ)の溝が深まる中、ミホはユジンの訃報を突如知ることになるのだった――。謎が深まる第2話を考察と共に振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
「ハピネスバトル」とは
本作は、現代の闇をテーマに“ママ友同士のSNSバトル”と“主婦の謎の死の真相”を描く韓国のサスペンススリラー。ある日、高級マンション「ハイ・プレステージ」のベランダで主婦・ユジンが遺体で発見される。そして彼女の妹・ミホは、ユジンが生前にママ友たちと「自分がいかに幸せなのか」をSNSで競い合っていたことに気づき、ユジンと彼女たちの“誰にも知られたくない秘密”も少しずつ明らかになっていく――。
主人公のチャン・ミホ役を「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のイエルが務め、ママ友たちのカリスマリーダー、ソン・ジョンア役をチン・ソヨンが、キュートなルックスで人気を集めるインフルエンサーのキム・ナヨン役をチャ・イェリョンが、完璧な専業主婦オ・ユジン役をパク・ヒョジュが、ワーキングマザーのファン・ジエ役をウ・ジョンウォンが演じる。
ユジンが恐れているものに気付くミホ
過去がバレるかもしれないという絶体絶命のピンチをうまく切り抜けたユジン。しかし、ミホを送ろうとエレベーターに向かった際に、戻ってきたジョンアと鉢合わせてしまう。様子のおかしいユジンを見て機転を利かせたミホはその場を丸く収めるが、それまでの状況から原因が自分だと気付く。
カッとなったミホは、「何か話されそうで怖い?あれも口封じのためのお金ね」とユジンをなじり、「私よりあなたの方が失うものが多いはずよ。過去をバラされたくなかったら黙ってて」と吐き捨ててその場を後にする。そしてミホは帰りのバスの中、言い過ぎたかもしれないと思い、謝罪メッセージを入力しようとしたものの、結局送信しないままスマホを閉じてしまうのだった。
そんな出来事から、ミホの動向を探ろうと自宅の場所を突き止めるユジン。そこへ、ジョンアから「ママたちの間で不満が出てる。解決方法を提示しないと全員敵に回すわよ」とメッセージが届く。そして「2年前の話を出されたくないでしょう?」と圧を掛けられたことで、ユジンは幼稚園にママたちを招集する。
そこでユジンが切り出したのは、娘のジユルが主役に選ばれた発表会でのミュージカルをやめ、全員が主人公になれるようにいくつかの寸劇に変更するという案だった。台本、舞台、衣装、ケータリングまでをユジンが用意すると聞き、ママたちは喜んで承諾。この展開に、ジョンアも満足そうな表情を見せていた。
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