キングレコード内レーベル“EVIL LINE RECORDS”と兄弟レーベル“HEROIC LINE”の所属アーティストたちによる音楽フェスティバル「EVIL LINE RECORDS 10th Anniversary FES.“EVIL A LIVE”2024」(以下、「“EVIL A LIVE”2024」)が、ABEMA PPV ONLINE LIVEにて5月4日に独占生配信された。
“EVIL LINE RECORDS”設立10周年を記念して開催された本イベントでは、トップバッターに、二次元キャラクタープロジェクト「超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』」から登場した七人のカリスマ声優のライブで、大きな歓声があがるなか、それぞれのキャラクターを活かしたボーカルとキャッチーなステージングで会場を一体化させると、「レーベルの末っ子である我々の、トンチキな楽曲とふりつけで楽しんでいただきましょう」という言葉から、最新楽曲「カリスマジャンボリー」を初披露し、トップバッターとして会場を大いに沸かせていた。
また、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」(以下、ヒプマイ)のライブでは、作中の6ディビジョンリーダーが顔をそろえるという、スペシャルなかたちでのパフォーマンスで、ヒプマイの人気曲をメドレー形式で展開する「ヒプノシスマイク SPメドレー」では、会場の空気を一気にヒプマイ色に染めあげた。
すると、スクリーンに「vs」の文字が浮かび、登場したのは七人のカリスマ声優で、ヒプマイのライブでも予告されていたこの“ラップバトル”には、会場から大きな歓声と拍手が起こっていた。その後、披露された「ヒプマイvsカリスマ Battle Anthem-EVIL A LIVE 2024-」は、先攻のカリスマ、後攻のヒプマイ、それぞれのユニットがバラバラに歌うフックと、おたがいに一歩もゆずらぬ構成を見せ、これからのバトル展開にも期待感が高まるステージとなった。
さらに、トリを飾ったももいろクローバーZ(以下、ももクロ)は、2010年リリースの「ピンキージョーンズ」でライブを開幕すると、続いて5月8日リリースのニューアルバム『イドラ』に収録される「Heroes」では、力強いメッセージと心が軽くなるようなメロディ、4人のあざやかなヴォーカルによって、現在のももクロを表現していた。「走れ!-ZZ ver.-」「黒い週末」と続いたライブは、ももクロらしさを4曲のなかでかたちにした熱いステージとなった。
そして、ももクロのライブでは、フェスなどで交流も深いヒプマイメンバーがステージに再登場し、「ももいろクローバーZ×Division Leaders」での「Cross Dimension」をライブ初披露という、貴重なコラボレーションで会場の盛りあげると、ヒプマイの「ラップって楽し『C』」、ももクロの「ももいろクローバー『Z』」というおたがいのハンドサインを観客とともに高く掲げ、ステージを後にした。
加えて、サイプレス上野とロベルト吉野のライブでは、鎮座DOPENESSも登場し、「RAW LIFE feat.鎮座DOPENESS」を披露すると、、特撮は、圧巻のパフォーマンスに加えて、「特撮×ドレスコーズ×イヤホンズ」という“EVIL LINE RECORDS”でしかありえない組み合わせで制作された「雲雀の舌のゼリー寄せ」も披露するなど、個性豊かなアーティストたちによるライブステージに、会場は終始、熱狂に包まれていた。
5月4日(土)昼4:00~ ABEMA PPV ONLINE LIVEにて独占生配信