「おっさんずラブ」撮了で田中圭が男泣き!『二人が生きてくれたキャラクターがそのまま僕の中にいる』
部長とのシーンが走馬灯のように流れて涙が止まらなかった
そんな田中に、心境を聞いてみると「(始まってから終わるまで)早かったなぁっていうのと、楽しかったなぁっていう気持ちです。(吉田のクランクアップのときに)単発から今回と、部長と一緒に芝居していたシーンが急に僕の頭の中に走馬灯のように流れてきてしまって、ちょっと不覚にも(涙が)止まらなかったんです」と涙の理由を教えてくれた。
また、「約2年前の深夜の単発、オリジナル作品がこうやって連ドラになって、それをみんなで一生懸命愛して、一生懸命作ったものがこうやって見ている方にも届いて。鋼太郎さんもめちゃくちゃ忙しいのに、本当にこの現場に愛を持ってくださってました。鋼太郎さん、めちゃくちゃ疲れているのが見てわかるんですけど、自分からは疲れたなんてひとことも言わないし、すごくカッコいい先輩。それがそのまま部長のカッコよさにも繋がっている気がしました」と語り、吉田との共演は田中にとって大きな糧となったのだろう。
どんなシーンが思い浮かんだのかを尋ねると、「もう全部ですよ! 部長とのシーンが全部! 全部! 全部! 流れてきて、僕もびっくりしました」と、田中も驚くほど、濃密な日々が思い出されたようだ。
強く印象に残ったシーンについては、「ほとんどのシーンを鮮明に覚えているので本当に難しい…。だから、一番がないんです。特に部長と牧の二人に僕がすごく思うのは、1話から7話まで、全話を通して二人が作り上げてくれた部長と牧が一番心に残っています。だから、シーンではなくて、二人が生きてくれたキャラクターがそのまま僕の中にいるので、全部のシーンです」と教えてくれた。
最終回を楽しみにしている視聴者に向けて田中は、「最終回は、『おっさんずラブ』じゃないと、絶対に作れない最終回になっているくらい、めちゃくちゃなので(笑)。『おっさんずラブ』のフィナーレをご覧になる方それぞれに楽しんでいただければなと思います」とメッセージを寄せた。