大原、川栄の演技に「涙が止まらなかった」
――共演は「3年A組―」が初めてですか?
川栄:AKB48の時に…。
大原:Dream5の時に…。
川栄:一緒に踊らせてもらったことがあるんですけど、その時はあいさつ程度だったので。(演技での共演は)初めてです。
――撮影現場では、二人で話などしますか?
川栄:(物語の中で)役での絡みはあまりないんですけど、(スタジオの)前室では話をしています。でも、(出演者の)人数が多いのでガヤガヤしていますね。
大原:前室に一人でいると、川栄さんが声を掛けてくださるんです。それがすごくうれしいです。
――川栄さんを撮影現場で実際に見ていかがですか?
大原:第2話(1月13日放送)の川栄さんのお芝居を見て、震えるように…涙も止まらなかったですし、すごいなぁって思いました。私だけじゃなくて、その場にいた皆さんも言っていました。
川栄:いやいや。
大原:これまでも映画や舞台など(川栄さんが出演している)作品を見させていただいていたんですけど、(撮影現場で)生で一緒にいさせていただくというのは、本当にありがたいことだなって思って見ています。
川栄李奈「実はすごく頑張っている」
――川栄さんから見た女優・大原さんはいかがですか?
川栄:(連続ドラマのレギュラーは)初めてなんだよね? そんなふうに見えないですし、それがすごいなって思いました。
大原:いえいえいえ。
川栄:(撮影で)緊張してる?
大原:緊張してます。せりふを言うシーンなどは手が震えています。駄目だけど…。
川栄:本当に?
大原:すごく緊張してます。あと、ドラマってこうなんだとか、初めてのことが多いです。前室で過ごすというのも初めてだったので。
川栄:そうか…。
大原:「前室の空気をカメラの前に立ったら持ってこないで」って言ってくださったりとか、礼儀とか、人として俳優としての居方とかも、一から学ばせていただいています。
――川栄さんは女優としても後輩が増えてきましたが、意識されていますか?
川栄:いや、何もないですね。あまり先輩・後輩とか気にしていないというか、そういうのはあまりないです。
大原:でも、一番分け隔てなく皆さんに声を掛けていて、他愛のない話をされているなって。すごく印象的ですてきだなって思って見ています。
川栄:あのクラスのメンバーの中では最年長なんですよ、(私たち)24歳の代が。年下ばかりなので、コミュニケーションは頑張って取るようにしています。普段は人見知りですし、自分が最年長という現場に行く機会がなかなかないので、話しかけるようにはしています。
――確かに以前お話を伺ったときも「人見知りで」と仰っていましたね。
川栄:そうなんです。人見知りに見えないでしょ?
大原:ぜんっぜん! 見えないです。
川栄:そう。実は頑張っているのよ、すごく(笑)。
大原:え~、感動しちゃう。
川栄:私、普段は本当にしゃべらないですから。端っこにずっといるタイプで。でも、本当にみんないい子ばかりで、しゃべりやすいので。それもあると思います。