学生時代は…「バレンタインチョコをもらったこともなかったんです(笑)」
舞台あいさつ後には囲み取材も行われ、稲垣らが作品への思いやバレンタインデーの思い出などを語った。
“不器用な”炭焼き職人を演じた稲垣は、本作について「(自分にとって)新しいスタートでもあったんですけど、その第1作目としてふさわしい素晴らしい作品だと思います」とコメント。
さらに、「僕も映画はすごく好きですし、見るのも大好きなんですけど、その情熱の割には今までの出演本数は少なかった方だと思っていて…これからいっぱい参加したいと思っていた頃に、この映画のお話をいただきました。45歳になって、これからしかできない役もいっぱいあると思うんですけど、(今回は)今まで僕が演じてきてない、僕のイメージにないような役柄だったので、良い作品に恵まれたなと思います」と笑顔で明かした。
また、「三重の伊勢志摩で撮影したんですけど、すごく奇麗で、1カ月間くらいスタッフやキャストのみんなと合宿のように同じホテルに泊まって、撮影してました。夢のような時間でした」と、楽しかったという撮影を振り返った。
本作では“人生の折り返し地点”が描かれているが、稲垣はこれまでのことを振り返り、「何かを思い描くということを僕はこれまでしたことなくて、思い描いたとおりにならないし、何が起こるか分からない目まぐるしい毎日だったので、14歳くらいからこのお仕事をさせていただいてるんですけど、まさかこの年までこうやって活動してるとは思ってなかったですしね。でも、『今、幸せか?』と聞かれたら、今が1番幸せだと思います」としみじみ語る。
14日はバレンタインデーだったこともあり、バレンタインデーの思い出を聞かれると「中学生時代、全く目立たない人間だったんですよね。笑ったこともほとんど無かったし。だから、バレンタインチョコをもらったこともなかったんです(笑)。初めて雑誌に出た時も、みんなビックリしてました。僕の存在を知らなくて、同じ学年にもう1人“稲垣”という子がいたので、みんなそっちがデビューしたと思っていたみたいです(笑)」と意外なエピソードを明かした。
最後に、「いよいよ公開になりました。僕の第2のスタートにふさわしい、素晴らしい作品が仕上がったと思います。1年間大切に育ててきた映画なので、1人でも多くの方に見ていただきたいなと思います。ぜひ劇場でご鑑賞ください」とメッセージを送った。
2月15日(金)公開
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