北川悦吏子初の「不倫の恋」はピュアで切ない秘密の恋
10月3日(土)昼2時から放送されるTBS系CBCテレビ制作「スペシャルドラマ 三つの月」の記者発表会見が行われ、出演する原田知世、谷原章介、それに脚本家の北川悦吏子が出席した。
北川の故郷・岐阜を舞台にした大人のラブストーリーである「三つの月」は、タイトルに「月」が入るシリーズ三部作の完結編。
世界遺産・白川郷の美しい景色の中、原田演じるアラフォー主婦が、谷原演じる作曲家に恋をし、次第に心を通わせていくピュアで切ない“秘密の恋”を描く物語だ。
“不倫の恋”を初めて本格的に描いたという北川は「ヒロインだった女性であっても必ず年を重ねヒロインという立場でなくなる。そういう人が結婚した後に恋をしたらどうなるのか、私自身最大の共感を持って描きました。世の中で『おばさん』と呼ばれてしまう世代の人にぜひ見てほしい」とアピール。
シリーズ三部作全てに出演した谷原は、今作で主人公を演じた原田を「月」に例え、「昔から名月として変わらない『中秋の名月』のよう。ずっと変わらない透明感やピュアさをこれからも持ち続けてほしい」と絶賛した。
対する原田は「すごくうれしい。その言葉で頑張って生きていけます」と照れ笑いを浮かべながら語った。
【ストーリー】
岐阜県のとある町、主婦の繭(原田知世)は家事だけでなく、夫・幸一(菅原大吉)の母・綾(八千草薫)の看病にも追われ、息苦しく孤独な日々を過ごしていた。
そんなある日、繭は東京から町にやって来た蒼太(谷原章介)と偶然知り合い、彼に恋心を抱いていく。
【シリーズ三部作】
'13年10月5日放送「月に祈るピエロ」出演=常盤貴子、谷原章介ほか
'14年10月4日放送「月に行く舟」出演=和久井映見、谷原章介ほか
'15年10月3日放送「三つの月」出演=原田知世、谷原章介ほか
10月3日(土)昼2:00-3:24
TBS系で放送