ことしの選挙特番でも“無双”ぶりは健在! 池上彰が'14年のニュースを振り返る!!
さまざまなニュースが世間を騒がせてきた'14年をジャーナリスト・池上彰の視点で振り返り、未来に生かせる学びのポイントを紹介する特番「池上彰年末SP 今年あったことは歴史に残るのか!?今と昔を比べて知る2014」(テレビ朝日系)が12月29日(月)に放送される。
同番組は、ちまたにあふれるニュースを過去にあったさまざまなニュースと照らし合わせ、番組独自の視点で日本がどう変わってきたかを池上の解説で振り返り、未来に生かせる学びのポイントを紹介する情報バラエティー。“記者会見”や、“自然災害”、“衝撃犯罪”というキーワードから、ことしのニュースを過去のものと照らし合わせ、ポイントを分かりやすく解説していく。
「日本の歴史を変えてきた記者会見」というテーマでは、ことし数多くあった日本中がくぎ付けになった記者会見をピックアップ。政務活動費をめぐる兵庫県議・野々村竜太郎議員の号泣会見や、STAP細胞に関する小保方晴子さんらによる会見の応酬、そして佐村河内守氏の聴覚障害偽装とゴーストライター騒動に世間が驚がくした“逆ギレ会見”。これらの会見の背景には何があったのか、池上が詳しくひも解くと同時に、過去にもあった歴史的号泣会見などを紹介。記者会見を開く方法や世界でも珍しい“記者クラブ”というシステムについても解説する。
「一瞬にして生活を奪う台風&土砂災害」のテーマでは、世界から見て自然災害の多い日本でこれまでに起きた自然災害の例を紹介。池上は昭和の三大台風と呼ばれる“室戸台風”('34年)、“枕崎台風”('45年)、“伊勢湾台風”('59年)を取り上げ、日本人は何を学び今にどう生かしているのか、防災と気象観測技術の進歩について解説する。また、ことし全国各地で1000件以上も起きたという土砂災害からは対策と前兆を学んでいく。
「日本中にショックを与えた衝撃犯罪」というテーマでは、3Dプリンター銃製造事件や冷凍食品農薬混入事件、危険ドラッグ暴走事件、AKB48握手会襲撃事件など、日本に衝撃を与えた事件を紹介。ネット上で“異常犯罪”と呼ばれる、これらの犯行の動機が一般的には理解しがたく、被疑者の責任能力を問う精神鑑定が行われているが、過去の事件では6人もの専門家による鑑定を受けた元死刑囚がいるという。それはズバリ、'89年の東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤で、池上も大変な衝撃を受けたというこの事件を振り返りながら、現在の犯罪の傾向と厳罰化の動きについて解説していく。
ほか、「予知は可能?火山噴火」や「日本は大丈夫?未曽有の大事故から学ぶこと」、「日本にもあった!?過激派テロの脅威」などのテーマを扱う予定となっている。先の選挙特番でも“池上無双”と呼ばれるなど、相変わらずキレが鋭い池上の解説で、'14年のさまざまなニュースに切り込む。
12月29日(月)夜6:30-11:30
テレビ朝日系で放送