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宮本亜門がNMB梅田&AKB田野に「辞めないでね」

2015/02/09 20:13

会見に出席した(前列左から)瀬戸、梅田、陣内、宮本、田野、小柳、増田、(後列左から)吉田、仲宗根、阿知波、岡本、佐賀、施鐘泰、エハラ
会見に出席した(前列左から)瀬戸、梅田、陣内、宮本、田野、小柳、増田、(後列左から)吉田、仲宗根、阿知波、岡本、佐賀、施鐘泰、エハラ

3月7日(土)から東京国際フォーラム・ホールCで東京公演が始まるスーパー・ソウルフル・ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」の稽古場会見が都内で行われ、ダブルキャストで主役のドロシーを演じる梅田彩佳(NMB48)と田野優花(AKB48)、演出の宮本亜門らが出席した。

宮本は「今は報復の連鎖が起こっているが、この作品は徹底的に愛の連鎖をしていこうと思っている。初演('12年)がスタートした時は東日本大震災があった。こういう時に自らやろうと、今までにない新たなものを作ろうと思った。この作品は黒人たちが作ったもので、自分たちで時代を変えるんだという熱いパッションが入っている。僕たちも世の中を変えていくんだという勢いで、最高の時間を過ごしたい」と熱く意気込みを語った。

また、ダブルキャストになった二人について「初演のオーディションで、僕の中では増田(有華)さんの次が梅田さんだった。今回は歌もだいぶ勉強してきて、上がってきていた。この人のドロシーが見たいと思ったし、稽古場で積み上げていきたいという思いがあった。

田野さんは三次オーディションの日の朝に思い出したが、初演の一次オーディションで『やる気がないなら帰っていいよ』って言ったら、一番先に帰った子だった。でも、今回の一次二次でダンス力がすごかった。全身で踊るエネルギーとパワー。それと、一次二次と指示を出していくと、どんどん変わっていった。その柔軟性、スポンジのような感性みたいなもので、この子は変わるぞって。なので、二人がどうしても必要と思った」と説明した。

しかし、二人に期待することを聞かれると、宮本は「田野さんはもう稽古が始まったので辞めないでねと。梅田さんには前回の『ウィズ』が卒業公演になった方がいらっしゃったので、ここは卒業じゃないぞ、これからもちゃんとNMB頑張れよ、みんなに経験を伝えろよ」と笑いながらチクリ。

同期で同じユニットにも所属していた元AKB48増田のことを引き合いに出された梅田は「何も言えない(笑)。そうならないように頑張るし、そのあともNMBでも活動していきたい」と苦笑い。

田野も「本当に申し訳なかった。でも、本当に今回のオーディションは心の底から受けたいと思ったし、新しい自分を見てみたいと思った。その熱意が亜門さんに伝わったかなって…」と困惑しきりの様子だった。

会見にはウィズ役の陣内孝則、かかし役の佐賀龍彦(LE VELVETS)、ブリキ男役の施鐘泰(JONTE)、弱虫ライオン役のエハラマサヒロ、イブリーン役の岡本知高、イブリーン役(ダブルキャスト)の阿知波悟美、グリンダ役の小柳ゆき、アダパール役の瀬戸カトリーヌ、黄色い道の案内人役&振付の仲宗根梨乃、エメラルド・シティの門番役の吉田メタル、美術監督の増田セバスチャンも出席。

また、会見の前には楽曲披露が行われ、梅田、田野がそれぞれ仲宗根と一緒に「帰るの!家に」を、「嫌なニュース」を岡本がアンサンブルダンサーを引き連れ、パワフルな歌声を披露した。最後は梅田、田野、佐賀、施鐘泰、エハラ、アンサンブルダンサーによる「ブランニュー・デイ」。本番では実現しない梅田、田野の競演を見せた。

同公演は'12年に好評を博した作品の第2弾。今回も主演のドロシー役をAKB48グループ(AKB48・SKE48・NMB48・HKT48・JKT48)メンバーを対象に選び、'14年10月の公開最終オーディションで梅田と田野が選出されていた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

スーパー・ソウルフル・ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」
3月7日(土)~22日(日) 東京国際フォーラム・ホールC
4月4日(土)、5日(日) 大阪・梅田芸術劇場メインホール
4月18日(土)、19日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール
4月25日(土)、26日(日) 福岡・キャナルシティ劇場
原作=ライマン・フランク・ボーム「オズの魔法使い」
脚本=ウィリアム・F・ブラウン
翻訳・演出=宮本亜門
出演=梅田彩佳、田野優花(ダブルキャスト)/佐賀龍彦(LE VELVETS)/施鐘泰[JONTE]/エハラマサヒロ/岡本知高、阿知波悟美《ダブルキャスト》/小柳ゆき/瀬戸カトリーヌ/仲宗根梨乃/吉田メタル/穴沢裕介/飯田一徳/池田一葉/エリアンナ/川手恭治/丘山晴己/CRAZY SHIZUKA/田口恵那/つとむ/戸室政勝/FISHBOY/BOW/MAEDA/MIHO BROWN/廻修平/矢野祐子/陣内孝則

画像一覧
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  • 会見に出席した(前列左から)瀬戸、梅田、陣内、宮本、田野、小柳、増田、(後列左から)吉田、仲宗根、阿知波、岡本、佐賀、施鐘泰、エハラ
  • 【写真を見る】本番では見られないダブルキャストの梅田彩佳と田野優花の共演
  • 田野優花と梅田彩佳はパワフルなダンスを見せる
  • パフォーマンス披露を終え、充実した表情を見せる田野優花と梅田彩佳
  • 「帰るの!家に」を歌う梅田彩佳
  • 「帰るの!家に」を歌う田野優花
  • 「普段は高いソプラノの声で歌っているが、極悪の魔女を肉厚の力で演じたい」という岡本が「嫌なニュース」を歌いあげる
  • 「自分たちで世の中を変えていくんだという勢いで臨みたい」と熱く語る宮本亜門
  • 梅田彩佳は「稽古もすごく楽しくて、毎日がハッピー。どんどん向上できるように頑張っていこうと思う。(稽古で)笑いが絶えないところが、本番でも出れば」とコメント
  • 田野優花は「こんな豪華なキャストの方たちとお仕事をさせていただくのは初めて。恥じないようにもっともっと成長して頑張りたい」と語る
  • 宮本亜門が「初演のオーディションで帰った子だと思い出した」と話すと田野優花は苦笑
  • 陣内孝則の「初演で予算をオーバーしてまで作った私の顔の大きなセット。それができた時点で、再演も私がキャスティングされると確信があった」というコメントにキャストは爆笑
  • 「前回は出番が6分でギャラ泥棒と呼ばれて申し訳なかった。今回も皆さんの足を引っ張らないようにグリンダを演じたい」と笑いを誘う小柳ゆき
  • 「アダパールはすごくエネルギーがいる役。私かLiLiCoさんしかできないと思っている。再演に呼んでいただき本当にうれしい」と話す瀬戸カトリーヌ
  • 初演と同じく、美術監督はきゃりーぱみゅぱみゅのライブやMVなどを手掛ける増田セバスチャンが務める。「僕は“かわいい”を取り入れているが、今回は大人っぽい仕上がりで」

関連人物

  • No Image

    田野優花

  • 梅田彩佳

    梅田彩佳

  • 宮本亜門

    宮本亜門

  • 陣内孝則

    陣内孝則

  • エハラマサヒロ

    エハラマサヒロ

  • 岡本知高

    岡本知高

  • 阿知波悟美

    阿知波悟美

  • No Image

    小柳ゆき

  • 瀬戸カトリーヌ

    瀬戸カトリーヌ

  • 吉田メタル

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  • 増田セバスチャン

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